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チバユウスケ、HEATH、櫻井敦司。早すぎるロッカーの死に思うこと

あるスーパースターの早すぎる死


忌野清志郎さんが60歳を前にして亡くなったのは今から14年前。多感な頃に影響を受けた憧れの人だった。

尖っていた、若い頃の清志郎は強烈にカッコよかったし、ちょっとはにかみながら素を見せる、おじさんになった清志郎は、もっと素敵で、やっぱりカッコ良かった。

がんを患い、闘病する姿を赤裸々に語り、抗癌剤で丸坊主になった姿も公開し、そして不死鳥の如く蘇り、武道館ライブに帰ってきた彼は、若い頃より少し肉付きが良くなっていた。

アラ還で、相変わらず闘うロッカーはその復活から僅か1年で逝ってしまった。

40代のおじさんになっていた僕は、おじさんのこのロッカーをやっぱりカッコイイと思った。

そして、高校時代に感じていた年齢差を感じない、同じおじさんカテゴリーに属するスーパースターの死を早すぎると思った。

スーパースターキッズたちの早すぎる死


今年の夏が終わってから、同世代のミュージシャンの訃報が相次いで報じられている。

彼らがロックを聴き始めた多感な頃、R Cサクセションは最盛期で、そのインパクトは後にミュージシャンとなる彼らに大きな影響を与えていただろう。

現在アラ還世代の日本のロック分野のミュージシャンで、清志郎の影響を受けなかった人は皆無じゃないかと思う。

THEE MICHELL GUN ELEPHNTのチバユウスケさんは55歳、X JapanのHEATHさんがやはり55歳、BUCK-TICKの櫻井敦司さんは57歳、
清志郎さんの58歳よりも若い。

バンドマンではないが、
『愛は勝つ』のKANさんは61歳で逝ってしまった。

彼らの音楽にハマったことはなかったが、同じ音楽を聞いていた人たちが奏でていた音だという感慨はある。

同世代の人の訃報を聞くたびに、いつの間にか、そんな年齢になってしまったんだなと思ってしまう。それは、清志郎さんの時に感じたものより、より身近に感じられるのだ。

ここから先の人生はいつ、どうなるのかは分からない。トーナメント戦のように、1日1日を大切にしなければ次はないことを意識しなければと思う。

音楽は聴き専で、ギターのコードも知らないけれど、アラ還の僕が思ったことはそんなことです。

彼らの冥福を祈ります。

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