超重要!ボケない秘訣は人へのリスペクトを忘れないこと
先日、あるクリエイターさんが話しておられたのですが、自分に寄せられた提案なりアイデアについては取り敢えず「いいですね」と肯定するようにしているのだそうです。
その内容が、たとえ意にそぐわないものであったとしても、一旦は受け入れ、良い部分を探した上で、自分の考えや、修正点を提案する。
なぜ、そのようにするのかといえば、そうすることによって話しやすい、提案しやすい雰囲気となるので、多くの情報が集まるようになるからなのです。
もう一つのメリットは、その提案や、考えに至ったその人なりの考えがあるはずで、そこに想いを巡らすことで、自分とは違った思考を見つけるこ意味があるそうだ。
もちろん、経験や考えの浅さで片付けられることも多いだろうが、そうであった場合も自分の意見との違いをわかりやすく説明できるといったメリットもある。
そういったことを癖づけることが、ひいては自分の思考の幅を広げる訓練にもなるといった話で納得しました。
他者へのリスペクトを忘れない人でありたい
もう一つ、人の話を聴く態度で参考にしたい話を引用しておこう。
「嫌われる勇気」や「20歳の自分に受けさせたい文章講義」などの作者でライターの古賀史健さんが以前プログで物書きの矜持として、相手へのリスペクトを忘れないというようなことを書かれていました。
人の話を聞くとき、誰かの文章を読む時、映画を見た時、小説を読んだ時、それを話したり、書いたり、作ったりした人は何らかの意図を持っている。それが自分にとっては良いと思えなくても、そこには何らかの理由があるのだろう。
だから、頭から否定するのではなく、自説を押し付けるのではなく、その人がなぜそうしたのかを考えてみる、そこにはきっと、当事者にしかわからない何かがある。
こういった想いを巡らすことを、古賀氏は「リスペクト」と呼ぶのだそうです。
そして、こうも付け加えている
他者への「リスペクト」のない言葉はどんなにすぐれた意見であっても気持ちよく耳には入ってこない。
60代、大いに人をリスペクトする
60代からの人生を考えたときに、この言葉は大事にしたい。
歳をとると、頑固になり、人の話を聴かなくなり、自分の考えに固執しがちになる人がいる反面、丸くなって何でもはい!はい!と受け入れる人もいます。
どちらにしても、これって考えることが億劫になっているのが原因じゃないのかな?なんて思うのです。
幾つになっても、考える力を持って学ぶ姿勢があれば、呆ける心配も低くなる。
学ぶ姿勢とは、謙虚であること、教えてくれる人へ敬意を持つことにほかならない。
60年間生きても、知らないことはまだまだたくさんある。知らないことを知っている人は全てが先生なのだ。
型にはまることなく、人への「リスペクト」の気持ちを忘れないように生きてゆきましょう。
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