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60歳のぼくらは「不適切」な昭和を変えた、昭和生まれの平成人だというはなし!

男女合わせた日本人の平均年齢を85歳だとすると、60代は人生のエピローグ(最終章)の始まりということになる。

映画で言えば、結末に向けて、今までの人生の伏線を、回収に取り掛かる時期で、クライマックスを迎えるといってよい。

年齢を元号に置きかえてみよう。

昭和の後半に生まれた我々世代が、平成時代に中核を担い、令和の時代を生んだ張本人だということがわかる。

現在の上場企業の社長の平均年齢は、59歳(I T関連企業が56歳、非I T企業が60歳)である。

昭和38年から42年生まれの人たちということだ。昭和は、64年まで続いたので、あと20年、恐らく令和の中盤以降までは、昭和生まれがこの国を牽引することとなるのだろう。

良し悪しは別にして、昭和を築いたのは大正生まれや、昭和初期から中期の昭和人である。

そして、ぼくらは、昭和に生まれた平成人なのだ。

こう考えると、時代が変わったとか、自分達は終わった、なんてことは言ってはいられない。今がまさに我々が築いた時代である。

そう、不適切にもほどがあった時代を、適切に変えたのが平成人なのだ。

そして、責任を持ってまいた種を回収する時期なんじゃないのかなとも思う!

だから、昭和生まれの平成人として、実りある季節を楽しみましょうね!

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