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note

湖畔に住んでいる。

今日は朝一番、外に出てみると

バサバサっと鳥が飛び立って

ふっと風が吹きさった。

そんなわけで、そんなふうに

noteに文章を書き始めてみようと思う。



高校卒業するくらいから、片手にはいつもnoteを持ち、心に溢れ出す言葉にならない言葉を書き留め続けた。そのnoteの数と言ったら尋常でない。しかも書いてあることは同じこと。同じことを繰り返し繰り返し、掴んだと思ったら消え去っていく自分をなんとか自分のものにしたかった。自分に対しての考察が膨らんでいくほど、自分が思う自分と他者が現れたときの自分とのギャップにうちひしがれ、こんなはずじゃないと思ってしまう。それで確立された自分を目指そうとして、noteの中でまた繰り返し繰り返し、自分を唱え続ける。いってみれば自分に呪いをかけていたな、あれは。今も、捨てることもできずひっそりと2階の本棚に鎮座しているが、多分見たら昔のアルバムひっくり返したみたいに懐かしくて、また取っておくんだろうなと思う。

さて、田んぼの草取りの時間だ。この時期の田んぼには空が映って、自分が空の中にいるみたいになる。好きな音楽をポッケのスマホで流して、一緒に歌いながら、なんとも特別な時間なのだ。また、そこで刻まれた何かがあったら、ここに書けるかなって思う。







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