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一週遅れの映画評2022

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2022年3月の記事一覧

一週遅れの映画評:『映画おしりたんてい シリアーティ』揺らがない「善」のある場所。

一週遅れの映画評:『映画おしりたんてい シリアーティ』揺らがない「善」のある場所。

 なるべく毎週火曜日に映画を観て、一週間寝かしてツイキャスで喋る。
 その内容をテキスト化する再利用式note、「一週遅れの映画評」。

 今回は『映画おしりたんてい シリアーティ』です。

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 『おしりたんてい』が劇場版になるのってこれで4回目なんですよ。過去3回は「東映まんがまつり」の中で上映されているなかの1作で、だから単体で映画になるのは初めてなんですけど……だ

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一週遅れの映画評:『THE BATMAN』反転するための、灯火を。

一週遅れの映画評:『THE BATMAN』反転するための、灯火を。

 なるべく毎週火曜日に映画を観て、一週間寝かしてツイキャスで喋る。
 その内容をテキスト化する再利用式note、「一週遅れの映画評」。

 今回は『THE BATMAN』です。

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 ハッキリ言ってしまいますが、この作品の9割くらいを「なんそれ?」って気分でみてました。ただ残った1割がすごくよくて、それがクライマックスにあたる部分だからそこまでの「なんそれ?」を全部ひっ

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一週遅れの映画評:『ブルーサーマル』憧れとは空へ向かうもの、恋とは落ちるもの。

一週遅れの映画評:『ブルーサーマル』憧れとは空へ向かうもの、恋とは落ちるもの。

 なるべく毎週火曜日に映画を観て、一週間寝かしてツイキャスで喋る。
 その内容をテキスト化する再利用式note、「一週遅れの映画評」。

 今回は『ブルーサーマル』です。

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 空を飛ぶこと、というのが自由の象徴か?重力への意識か?というのが作品によって違うんですよね。宇宙世紀シリーズの『ガンダム』なんかはその葛藤というか立場の違いが中心にあったりとかで。
 そういった

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一週遅れの映画評:『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』飛行船に乗って。

一週遅れの映画評:『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』飛行船に乗って。

 なるべく毎週火曜日に映画を観て、一週間寝かしてツイキャスで喋る。
 その内容をテキスト化する再利用式note、「一週遅れの映画評」。

 今回は『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』です。

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 こうやって「週に一本、新作映画を見て話す」っていうのを、もう8年近くやってるわけですよ(注:テキスト書き起こしは2018年から)。
 
 その中で思う

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一週遅れの映画評:『グッバイ、ドン・グリーズ!』この旅路は、ただひとつだけの。

一週遅れの映画評:『グッバイ、ドン・グリーズ!』この旅路は、ただひとつだけの。

 なるべく毎週火曜日に映画を観て、一週間寝かしてツイキャスで喋る。
 その内容をテキスト化する再利用式note、「一週遅れの映画評」。

 今回は『グッバイ、ドン・グリーズ!』です。

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 あのですね、たぶん「ここがダメだった」って話をしなきゃならんので先にちゃんと言っておきますけど、めちゃくちゃ良かった、めちゃくちゃ良かったんですよ『グッバイ、ドン・グリーズ!』。
 

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