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空の旅の人

先日、飛行機に乗る機会にめぐり逢いました。
家族は皆一度は乗っているのですが、私は初めての体験でした。
初めてのターミナル…!飛行機!!
ついに乗るんだ、私…!

行きの、飛行機へ。
それは情けないことに、時間が思っているよりもギリギリとなってしまいました。
恥ずかしいほどターミナルも見る余裕もなく。
最初は、運動不足だし!とかなんとかプラスに考えていましたが、どうでもいい、間に合え。
場所はどこだっけ、全然辿り着かないんだが??
いやいい歩け。
ゆったり歩き、ターミナル内を眺めながらのまったりな図は脆くも崩れました。
(これが現実…!)
私はネットなどで調べて出てきた、飛行機に間に合うようにとる時間は、更に余裕を持っていかないとダメダメだなと痛感しました。

母との旅なのでしたが、母も久しぶりの飛行機でしたので、ふたり飛行機のなかで落ち着く間もなくシートベルトを閉めるのに一苦労。
そしてなんとか?カチッと音がして一安心もつかの間、
「これ開け方は??」と母。
「えーと…?」
なぜ初体験の私に聞いたのかと今は思いますが、
夢中で外せそうなところを探していました(必死)。
すると、隣に座っていた方が(私達は奥の席だったため慌てていたところで立って待っていてくださり、私はなんとも申し訳ない気持ちでいました)
親切に外し方を、落ち着いた、慣れたように静かにそっと
「こうですよ」と母に伝えてくださいました。
「ありがとうございます」
2人でめちゃくちゃ感謝しました。
この方、飛行機の達人だ…!
着いた時にも、どうもありがとうございましたと伝えようか迷っていましたが、スッとその方は行きました。
後で母に言おうか迷ったと伝えたら、「私も」と話してくれました。

飛行機はドキドキでしたが、窓側にして正解でした。ああ、いつも上にある空にいるんだぁ…!
乗り物酔いのため(あと逃げ出せない不安感もあってずっと飛行機は特にためらっていました)酔い止めの薬は飲んでいましたが、さらに今回はワクワクが勝ちました。ありがたや。
天気も大丈夫だった方のようです。ありがてぇ。
夜と日中と乗る事が出来て、なんともいえない情熱的で幻想的な視界でした。

この景色を母と見れたのだけでもありがたいのですが、なにより母の隣に座っていた方の親切さが染みした。見習いたい、私もそうなりたい。
そして慌てふためいた私の中で、その人の対応やしぐさが素敵すぎて、
(うわーすんごいなんだろう、この人がモデルの空の話を描きたい…)
などと企んでいる自分がいました。

帰りの飛行機は乗る時はまだなんとか並び始めに間に合いました。
が、先に奥に座る人を案内している…
そこで(行きの時もそうだったのでは??)と尚あの素敵な方に申し訳ない気持ちがよぎりました。
やっぱり降りる時にも重ねて感謝つたえるべきだったか…!

時間は本当に気をつけないと…。
今回は飛行機に関してはどうなるの?大丈夫なの?の気持ちが半端じゃなかった。
母は運動になったと言ってくれましたが、急いで歩かせまくりました。不安や焦りの気持ちにもさせました。
私が言い出した旅なので。反省…
もう列で並んで待っている人達が凄すぎ。
そしてテキパキと案内をこなす飛行機に携わる方々、安全な旅をありがとうございました。
申し訳ありませんでした。

今年はなんとも自然に縁を繋いでもらい、初めて海に潜る機会もいただきました。
(怖かったけど、教わって落ち着いて眺めたらすんごい美しい世界!です)
海と、空を、間近に感じる事が出来た感動を
今回ハンドメイドにとしてみましたが(タイトル画像)
あー難しいね!
まだ感動が入り交じってて全然だね!
景色凄すぎる!!
あの人凄すぎる!!!

海も、空の旅も人も素敵。


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