共感を生むジブン語り~真の相手目線とは~
「私の発信てなんか偉そうなんだよな。
あの人の発信はめちゃくちゃ読んでもらえているのに、なんで私の文章は全然読んでくれないの?
私の文章は絶対有益!読んだらみんな変われるのに!
きっと私があの人ほど有名じゃないからだ。フォロワー増やさなきゃ!広告だそうかな?」
これ全部、私が考えていたことです。
有名じゃなくても、広告を出さなくても、つい読んでしまう文章が書けないものか。
そんな視点でたくさんの発信や投稿を読み漁って、1つの法則を見つけました。
今回は「共感を生むジブン語り~真の相手目線とは~」というテーマでお話しします。
共感しやすいのはどっち?
次の2つの文章をご覧ください。あなたはどちらに共感しますか?
どちらの「あれ」が気になりましたか?
後者の方が感情移入しやすかったのではないでしょうか。
実際に以前こんなポストを投稿しました。
その結果、このポスト1時間半後のプロフィール閲覧率は約10%でした。
私の普段のポストは1%あるかないかなので、およそ10倍の効果がありました。
(数値詳細に興味がある方はコチラのポストをご参照ください。)
共感できる「目線」
さて、sample①と②の違いは何でしょうか?それは目線の違い。
①の文章はすべて主語が「あなたは」なのに対して、②の文章は主語がすべて「私は」。
①は発信者目線、②は当事者目線なんです。
人は自分事として受け取れるものに、より共感します。
この「当事者目線=相手目線」です。
相手目線というと、相手の気持ちを考えて丁寧でわかりやすい発信をすることと考えがちですが、ドラマや漫画にみんなが感情移入できるのは、登場人物が自分で言動を発しているから。
もし、「相手目線に立ってわかりやすいドラマにしよう!」と思って、ドラマの内容がすべてナレーターの解説つきで進行していたらどう思いますか?
つまり、真の相手目線とは当事者の目線なんです。
提供者から相手に向けられた発信より、当事者(=自分の言葉)として発信されているものに人は共感し、感情移入をしやすいんです。
自分が持っている情報をみんなに伝えたい!すぐに教えてあげたい!という気持ちは抑えて、まずは深呼吸。
今一度、相手が共感しやすい当事者目線の言葉とはなにか?を考えてみてください。
それでは改めて、sample①と②の文章を見比べてみてください。さっきより「相手目線」を実感できると思います。
さらに言うと、実はsample②の文章は一文ごとに相手の行動を促す「伏線」を仕込んでいます。
こちら↓↓の記事でsample②の文章を深掘りして、その「伏線」を解説します。ぜひ併せてご覧ください。
【最後まで読んでくれたお礼】
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