ʜᴀᴘᴘʏ ʙɪʀᴛʜᴅᴀʏ to me.
おめでとう、わたし。
地元のキャバクラに戻ってきて、二度目のbirthday月間。
お疲れ様です。
ジェットコースターに一生乗ってる感覚で週六毎日出勤し売り上げの浮き沈みに振り回されるストレスを頭が痛くなるほど味わって、毎日わたしの事なんかお構い無しのお客様達の世話をして、そのおかげで爆誕した情緒不安定な自分と日々格闘中。
正解がないこの世界では月の売り上げだけが私を支えている。
最近会っている男は昔からの付き合いの地元のラッパー。品はないが優しくてSEXの相性は抜群、甘ったれの彼の口癖は"たまには"俺の事も助けてくれよ。いつもの事だ。
彼は彼自身を愛しているし、それ以上に愛しているのは大麻、その次にわたしかな。まあつまりは完全なるジャンキー、とっても呑気なやつだ。
誕生日プレゼントにはわたしとの事をラップにのせて一曲作ってくれた。もらった瞬間に幸せを見つけた気がしたし、こんな事されたのはじめて!と興奮大爆発したが今回で曲を作った女は私を含め二人目らしい。良い曲だがiPhoneにいれないでいる。
ここ何ヶ月というもの、仕事と生活で精一杯なわたしは家族に会う時間も避けていて、先日久しぶりに祖父母の家、いわゆる"本家"へ出向いた。
出来るだけ明るく振舞ったし、おじいちゃんの趣味の話にもおばあちゃんの愚痴にも付き合ったがかいもなく二人にわたしを尋問をする隙を与えてしまった。
"将来はどうするんだ、良い人はいないのか?"
思い出すだけでも身震いするMy人生のワンシーン。わたしは呆然とした。
幸せになりたいのに、幸せってなんだろう。
それからというものわたしは仕事中でも一人でベッドに入り込んでからも自分自身に集中しようとしても圧倒的な不安の要素達で頭がパンパンになり何もコントロール出来なくなる制御不能情緒不安定女になってしまった。
このジェットコースターに乗り続けているような上がったり下がりまくったりするおかしな自分を騙そうとNetflixを開き、観たのはブリジット・ジョーンズの日記、それから食べて祈って恋をして。
鑑賞中に涙を流すほどわたしは主人公達を愛でた。だってまるでわたしの分身なんじゃないかと思うほど主人公達はわたしと同じ悩みにもがき苦しみ、わたしの熱烈な応援のかいあって彼女たちは晴れて独り立ちし、愛を見つけていった。
まるでわたしのソウルメイトのようなその二人はどんなに気が滅入ってしまう事が起こっても、絶えずどうにかしようともがいてやっとの思いで幸せを掴んでいた。
わたしもどうにかしたいのだ。
何をしても楽しくないぼんやりしたこの現状から抜け出して、自分を探し出したい。
まずはわたしにも気持ちの整理が必要だ。
それしかわたしの情緒不安定を収める方法はないと思った。
男と付き合っては別れをただ繰り返していても幸せは掴めないのだ。
生き方に正解はない。
けどそれでも成長は必要不可欠で、それには正直に丁寧に自分自身を整理する必要がある。
己の未熟さを知って、弱さを知ってやっと成長できる。
25歳の誕生日を迎えたわたしはたった今自身の精神的成長を成し遂げようとしているのだ。
見てろよ、26歳のわたし。
この時間が将来のわたしに絶対に助けになるはずだ。
Love myself.
Peace.