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空飛ぶ車が27年度運航開始との情報。東京都心と成田空港を結ぶ未来的な技術。

空飛ぶ車が27年度運航開始との情報。東京都心と成田空港を結ぶ未来的な技術。

【空飛ぶ車】

ANAホールディングスは「空飛ぶ車」の運航を2027年度に始めるそうだ。東京都心と成田空港を10分~20分で結ぶのだとか。利用者を有料で乗せるのは日本で初めてで、料金はタクシーと同水準となる見通しだそう。都市の国際競争力向上に繋がる空飛ぶ車の技術には期待大だ。

成田と都市以外にも羽田との空港間、都市と横浜市、神奈川県鎌倉市を結ぶ区間も想定していて乗り合い方式で運航することにもなるそうだ。現在、羽田から成田間のタクシー料金は二万円半ばで、一時間で10万円以上するヘリコプターよりも料金を抑えることができる。

予想していたより安価な値段設定に正直驚いている。これならば一般のお客さんも乗りたいと思うだろうし、話題にもなると思う。ネットで活躍する若者が動画などに投稿し始めたら忽ち人気が出るだろう。

空飛ぶ車が商用化されると、都市部の交通渋滞を避けながらの移動が可能になり、ビジネスや観光双方での需要が見込めるだろう。羽田と成田の両空港を短時間で行き来できるようになれば、空港の国際競争力も上がると予想される。

当初は都心の周遊旅行で始める。その後、空港を含めた首都圏中心に営業エリアを広げるのだそうだ。離着陸のスペース確保に向け、都心部では野村不動産、郊外ではイオンモールと連携する。野村不動産が運営する施設やイオンモール屋上、駐車場などを活用するのだそうだ。

提携関係にある米ジョビー・アビエーションの5人乗りの電動垂直離着機(eVTOL、イーブイトール)を使用し、商用飛行は安全性を担保する「形式証明」の取得が前提となります。

車で空を飛ぶという非現実的な事が現実に起こるという事は、やはり安全面が一番気になりますからね。この辺りは一番ハッキリと証明してほしい部分ですね。

米ジョビー・アビエーションは現在、米連邦航空局(FAA)から形式証明を取得する最終段階にあるそう。ジョビーは米国での形式証明取得後、日本の国土交通省からも認証を得るのだそうだ。

日本では空飛ぶ車は法律上、航空機とみなされるのだが、空飛ぶ車は航空機燃料を使わないため、安全基準も新たな考え方が必要なほか、操縦ライセンスや運航ルールなどを整理すべき点は多い。国交省は省令改正などで空飛ぶ車のルール作りを進める。


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