月面探査車が宇宙ゴミを回収。UAEに技術を売込。
月面探査車が宇宙ゴミを回収。UAEに技術を売込。
【宇宙ニュース】
トヨタ自動車や三菱重工業など20社超がアラブ首長国連邦(UAE)で宇宙関連の技術を売り込むようだ。月面探査車や小型衛星の打ち上げ、宇宙ごみ回収など各社の技術・サービスのほか、人材育成でも連携を行うのだとか。
宇宙に対する興味関心は確実に進んでいる。
世界が宇宙開発を競うなか、需要を開拓して競争力を高める方向だ。
経済産業省と内閣府が12月12日、両国の産官学の関係者を集めた会合をアブダビで開く。日本からNECなど他の大手企業、宇宙関連の事業を手掛けるスタートアップが参加する。
UAE側からは2014年に設立された宇宙庁や宇宙機関のムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター、大学有識者、関連企業が加わるようだ。
UAEは建国100年のあたる71年に向けて宇宙を主要な施策に位置付けている。日本は宇宙関連で高い技術を持つ。三菱重工は10月、UAE宇宙庁から新型の大型ロケット「H3」による小惑星探査機の打ち上げを受注したと発表した。
スタートアップでは小型衛星開発のSynspective(シンスペクティブ、東京・江東)や宇宙ごみ除去サービスのアストロスケールホールディングスも参加する。月面輸送サービスのispace(アイスペース)はすでにUAE側から受注した実績がある。
日本政府は、23年に閣議決定した宇宙基本計画で、関連市場を30年代早期に8兆円へと倍増させる目標を掲げる。宇宙開発を巡っては各国が競っており、競争力強化には民間企業による需要の開拓が不可欠とみている。UAEでは米国や韓国などが共同開発や技術協力など連携を深めている。
【まとめ】
30歳になるまで新聞を買う理由が理解できずにいました。なぜなら現代はネット社会で紙の媒体を必要とする機会が減ったからです。そんな中で今回の記事は12月12日に日本経済新聞に記載されていた内容です。
何が言いたいかというと、例えば宇宙に興味のない人がネット上で上記のような記事を見つけ出すことは可能でしょうか。たぶん自然に流れてくることを考えても難しいと思います。宇宙好きなら別ですよ。
このようにネット上で完結することもできるのですが、新聞という媒体には自分が知らなかった情報や、新聞を読まなければ今後出会わなかったであろう情報が記載されているのです。
しかも自分でニュースを選んで、選んだニュースから知識として使える。こんなにお手軽なものは他にありませんよ。
新聞に記載されるということは、それなりに信用があるということですからね。
ご拝読ありがとうございました。