会社からの脱却。ウーバーイーツ配達員でだって家族を養える。鬱病経験の末、私が見つけた回復方法。生き辛い貴方に読んでほしい。
【はじめに】
初めまして。
梅澤篤史と申します。
今回この記事を書くきっかけになったのは、現代に生きる人々の疲弊した顔を多く見るようになったからです。
この事実に気付けたのは、私自身が会社という組織から脱却できたからだと思っています。
現状を変えられず、頭を抱え、心が苦しくなり、生きる理由を探してしまっているあなたに伝えたいことがあります。
【今辛いあなたに伝えたいこと】
現状は必ず変えられます。
時代は変わりました。
私自身は、社会不適合者だと自覚していまして、会社という組織が嫌いであったり、人に指図されるのが嫌であったり。
そんな理由から、13回もの転職を経験してきました。
家庭を持っているのにですよ。
しかも、高校三年生の卒業間近に子を授かったので、そこから働き始め、ほとんど転職してきています。
「いつか自分に合った仕事が見つかる」
そう思ってから10年が経ちました。
転職を何度繰り返しても、何度付き合う人を変えても、私の仕事に対するモチベーションは上がりませんでした。
正直に言いますと、死のうと考えたこともあります。
妻も子どももいるのに無責任ですよね。
それほど追い込まれていました。
そんなギリギリの私が今も生きているのは、大切な人たちがいたから。
私には、妻と子どもたちがいました。
大切な人、大切な物、大好きな事、夢中になれること、恨み、憎しみでも構いません。
人それぞれ譲れない信念があると思います。
それを見つけるのが大変な場合もありますが、環境を変えなければ見つからない場合もあります。
でも、絶対に見つかるんです。
絶対にです。
生きてさえいれば絶対に見つかります。
あの人はすごいとか、あの人のようにはなれないとか、あの人のようになりたいとか。
人間て、こういうことばかりを考えてしまうものなんです。
〘自分のままでいいのに〙
自分のままでいいんですよ。
なぜなら、あなたがいくら憧れている人も、あなたにはなれないから。
世界的なスーパースターだって唯一、あなたにはなれないということをよく覚えておいてください。
存在していることが奇跡で素晴らしい。
あなたは自由に生きていいのに、幼稚園や保育園から始まり、小学校、中学校と自我を欠落させられ、みんな同じことをするのが当たり前という教育を受けて育つのです。
息子の成長を見ていると感じることがあります。
小学校から帰ってきて暗い顔をしている時は、だいたいが学校で自分を否定された時だったりするのです。
やりたいことをできなかったり、教師という肩書を使い、まん丸で綺麗な子どもの心をグレーな四角形に変えられてしまう。
「そうしろ」と国に言われているし、教える人数が多い分みんな同じにしたほうが教えるのが楽だからでしょう。
一人一人の個性なんてあってないようなものです。
しかも個性が突出しているだけで『ADHD』『ギフテッド』『グレー』『知的障害』
こんなのだって医者が判断しやすいように名前をつけているだけ。
ただの人なのに珍しがる。
有名な画家や、天才と言われる数学者などに『ADHD』が多いというのは、よく聞く話ですが、言うなれば〘普通〙と呼ばれる人たちより優れているだけなのです。
そう、つまり〘普通〙の人間が、才能や普通から抜け出そうと努力している人間の足を引っ張っているのです。
世の中的には、〘普通の人間〙のほうが多いのかもしれません。
ただ私は、少数派の意見はまったく通らないのかと日々感じるのです。
一度立ち止って考えてみると気付くことがあると思います。
話は少し逸れるのですが、私なりの自己形成の話をします。
日本には近代化以降3回の宗教ブームがあったとされています。
最初は幕末から明治にかけて。
二回目は太平洋戦争直後。
三回目は1970年~1980年。
宗教とはつまり、何者かへの信仰や教えを乞うこと。
どんな時代からも人は影響されやすく、自我を失いやすい。
こういったことが分かると思います。
宗教法人ってありますよね。
教義を広め、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的とする団体。
幼稚園や小学校でも見られると思います。
2023年、最近のニュースでも分かるように宗教って根強いんです。
大昔から、みんな何かにすがって生きているのです。
では、一番上にいるのはどんな人でしょうか。
誰にすがっていると思いますか?
〘神〙でしょうか。
神様を見たことがある人はどれくらいいるのでしょう。
誰が考えたのでしょう。
誰が信仰しようと決めたのでしょう。
〘人間〙ですよね。
人間が神を作り、信仰しようと決めたのです。
あれ、人間って私たちですよね。
ってことは、神を作った人間は…。
深くまで考えるのです。
表面的な部分では神様は存在するかもしれない。
でも、よく考えてみると『そんな馬鹿な』と思うのです。
「それなら誰にすがればいいの」
という方もいるかもしれません。
そんな人は、自分の事を考えて下さい。
あなたがここに存在するのは、あなたを生んだ母。
その母を生んだ母。
その母を生んだ母を生んだ母。
さらに遡ると、人間の形をしていない生き物の時から、あなたの命は紡がれているのです。
この考えを踏まえると、あなたがすがるべき存在は御先祖様なのです。
両親はいない。
親に酷いことをされた。
そんな人もいるでしょうが、そんな近くの人を信仰したところでなんの意味もありません。
あなたを作り上げた顔も知らない先祖に教えを乞いましょう。
話を戻します。
つまりは、学校で教わる事なんて結局誰かの教えを自分も真似をしているだけ。
学校で言われたことなんて、自分自身の性格に少し添えるだけでいいのです。
人生の軸はあなたで、この文章を書いている私でもない。
あなたが一番で、あなたが何よりも大切な存在なのです。
それでも、会社という組織になるとそうはいかない。
なぜなら会社とは、一定のルールの元に成り立っている組織だからです。
宗教とはまた違った特性があり、会社を設立した人間の意志の元動いていきます。
「納得がいかないのなら辞めろ」
この言葉はまさに。
まさにその通りです。
ただ、とても無慈悲ですよね。
それなら〘金〙という概念をなくしてくれと思うわけです。
そういうわけにはいかず、会社という組織に所属するわけですが。
学校で従うことを強要され、尚且つ社会に出てからも人の言うことに従って生きる。
こんな人生のどこが楽しいというのでしょう。
現状辛いと思っている人たちは、この辺りで頭が固くなってしまっているのです。
過去の私もそうでしたし、気付くのに10年掛かりました。
13回の転職経験の末に会社内で自由に仕事をしても、『怒られるだけで生きていくのに支障はない』ということを発見しました。
誰の会社に勤めていようが、自分の意志をしっかり持って発言し行動すること。
自分の意見が通らないような会社で、死に物狂いで働く必要はありません。
自分の身の丈に合った生活をしていれば、お金はそんなに必要ないのです。
ですが、こんなことを言っても上手くいかないのが人生。
実際私が意見してきたことは、全て却下されました。
例えば、19歳の時に勤めていた銀座のダイニングバー。
副主任というポジションで会議に参加していたのですが、『店内のテレビで店のオススメメニューを流してみては?』と提案したのです。
その時の大人たちの反応は、失笑。
聞く気すらなかったのでしょう。
そんなことに意味はないと馬鹿にされ、それ以降会議で発言することも辞め離職しました。
その何年か後、偶然店に足を運ぶことになったのですが、なんと店内のテレビではオススメメニューが流れていました。
こんなもんです。悔しさと呆れの感情が溢れました。
あなたが正しい事を言おうが、聞く人の匙加減でどうにでもなってしまうんです。
それならば人生の舵を取るのは、あなた自身でないといけないはずですよね。
あなたの意見なら、あなたも聞くことができますし、それを確実に実行に移すことができる。
まずは、大人になって失った自我を取り戻しましょう。
どんなものにでもなれると信じていたあの頃に。
ということで、人格形成はこのように行っていくとして、簡単に私のウーバーイーツでの収益を公開します。
「ここでウーバーイーツの話かよ!」
と思うかもしれませんが、今回の復活テーマです。
後半では、私自身の心の変化なども話していきますし、現代に存在する雇われながらも一応会社という組織からの微脱却。
そして社会の歯車から抜け出す方法を読んでいってください。
実績を公開していきますね。
【ウーバーイーツ収益公開】
私がウーバーイーツを始める前の月収は50万円。
トラックで資材を運ぶ仕事をしていました。
この50万円を蹴ってまでウーバーイーツを専業にしようと思ったのには、ある理由があります。
時間と理不尽からの解放。
私がこの時期に、これらを求めたということは、率直に言うと鬱になったのです。
働き過ぎってやつです。
では、以下の実績をご覧ください。
平均して月に30万円以上安定して稼げていますよね。
自分でも驚いたのです。
「これ、一人暮らしだったらどんなに裕福に暮らせるのだろう」
と思いました。
しかも、過去のウーバーイーツでは、もっともっと稼げていたらしいですよ。
「でも、働いてる時間が長いんでしょ?」
と、こういった疑問もあると思います。
実際多いと思いますが、少なくなる日もあります。
私は働く時間を多く取るという覚悟で離職しましたので、生活できる収入が手に入ればそれでよかったのです。
ですがどうでしょうか。
ウーバーイーツ配達員をしていると、自分の時間も多く取れていることに気付いたのです。
配達中は注文を取るために、片耳イヤホン。
音楽だって聴けますし、勉強用の音声を再生していたっていいのです。イヤホンは、安いBluetoothイヤホンで十分ですよ!
しかも、ウーバーイーツ配達員には〘クエスト〙というものがあります。
配達一件につき、平均が700円前後なのですが、このクエストがある場合回数に応じて別途報酬が入ります。
つまり、通常時であれば700円の配達を10件こなした場合7,000円なのですが、クエストがある時に10件の配達を完了すれば、追加で3,000円。
10,000円になるのです。
10件程度でしたら午前中に終わる日も全然ありますし、このクエストの最高金額はなんと、25,000円。
もちろん、25,000円にもなると140回ほどの配達を一週間以内にしないといけないのですが、一週間で140回って、物凄く丁度いいんです。
順調にいけば一日30件回れたとして5日もいらないくらい。
どうですか?
案外いけそうな気がしませんか?
アルバイトが悪いとか、ちゃんとした会社に勤めていなければいけないとか、誰が決めたんでしょうね。
現代には現代に合わせたやり方がありますし、今ある物を使ったほうがいいに決まっている。
私は妻子持ちにしてフリーターとして働いていますが、困ったことはありませんし、個人的に働いて家族を養っている人だって、結局は誰かからもらった仕事をこなして報酬を得ている訳ですよね。
会社で働くのが絶対的に正しいなんて限りません。
未来が不安とか、老後がなんて会社のトップだって同じことを考えているんです。
見えもしない未来のことを必死になって考えるより、今という瞬間を大切に生きてみませんか。
未来なんて今があるからこそ存在するんです。
今がなければ未来もありません。
もっと言ってしまえば、今と感じた今でさえ過去になり未来なのですから。
冷静になって今という瞬間を謳歌できるようにしましょう。
私の場合、これ以上に稼ごうと思いライターの仕事を始めたり、物販せどりを始めてみたりと、会社を辞めてからというもの収入がどんどん上がり始めています。
そんな記事も書いています。
会社員時代、家にいるのが4時間くらいという中で、月20万円といいう仕事をしていたことがありました。
もちろん妻と子2人と生活していました。
大手バス会社のお話です。
ウーバーイーツ配達員を始めてからは、あの生活はいったいなんだったのかと思い出すことがあります。
当時の私には、選択肢がなかったのです。
教えてくれる人もいなければ、助けてくれる人もいない。
そんな状況でした。
ダブルワーク禁止だろうが、休みの日や仕事終わりにウーバーイーツ配達員にチャレンジしてみると良いです。
まずは一歩から。
きっとなにかが変わるはずです。
実際に変わった私が言うので、間違いありません。
ウーバーイーツ配達員の話ばかりをしていますが、この辺りでは自分が鬱だったことすら忘れています。
【私なりの鬱改善方法】
鬱の改善とは、薬などを使ったり長い休養を取ったりとするのかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
大切なのは鬱を治すのではなく、次に進むこと。
何年もかけて患った病気を一週間そこらで治せると思いますか?
焦らないでいいんです。
骨折したら骨の再生に時間が掛かるように、心の骨折だって治すのに時間がかかります。
ここで注意点。
骨折に例えると分かりやすいのですが、骨折は放っておけば治るかもしれませんが、いびつな形に骨が修復されくっつくと言われていますよね。
つまり自分の力だけで治そうとすると、歪《いびつ》になるのです。
専門家の意見を聞いたり、大切な人の話に耳を傾けることも大切。
一番大切なのは、私のような鬱経験者からの話を聞いたり、読んだり、見たりすること。
私は映画が好きなのですが、こんな映画も観たりしました。
「ゆっくり休みな」
「無理しなくていいよ」
「薬飲んでれば大丈夫」
優しい言葉をかけてくれる人は沢山いるんです。
でもその優しさに触れていると、”自分はこのままでいいんだ”と思うようになってきます。
良いわけないんです。
良いわけないに決まってるじゃないですか。
鬱の経験がない人は、みんなこうやって言うんです。
あなたはあなたのままでいいって。
今の自分が本来のあなただと本気で思っていますか?
好きな事をやって、ドキドキワクワクしているあなたが、本当のあなたじゃないんですか?
自分で気付けるように行動する。
これが大切なんです。
”がんばれ”
って言っている訳じゃないんです。
”楽しめ”
と言っているんです。
人生は楽しんだもん勝ち。
鬱になり、鬱病診断書をもらったら楽しみましょうよ。
鬱病診断書をもらってない人だって、鬱っぽい感覚がある人だって、自分が鬱だって思っていなくたって、今がつまらないなら好きな事して楽しめばいいんです。
楽しい事を本気で全力で楽しむことで、新しい光が射すんです。
それでもきつくなったら、私の記事を読みに来てください。
人生に疲れたらSNSからDM下さい。
私だって完璧な人間じゃないですし、毎日をどうやって楽しく過ごそうかと考えていますが、お話だけは聞けます。
あなたの今を教えて下さい。
↓Twitter
では次に、私の実体験の話をします。
【私の実体験】
会社員時代、仕事終わりにウーバーイーツ配達員をしていると、2,000円から5,000円を安定して稼げるようになってきました。
これはもしやと思い、日曜日に稼働すると朝8時から17時で15,000円稼げたのです。
日給計算を軽く超えていましたので、これを数週間続け離職を決めました。
ウーバーイーツ配達員の初日は、もちろん緊張しました。
この仕事でこの先生活できるのだろうか。
そんな不安を抱えながらの初日。
7時間働いて10,457円…。
「お?やばいか?」
初日の感想でした。
全てが自分の責任になると悟った瞬間でした。
もちろん一人暮らしであれば日給1万ももらえれば十分ですが、家族がいたのです…。
次の日は、11,345円。
「お?」
3日目は、14,998円。
「おお?」
4日目は、16,926円。
「おおお?」
分かりました。
ウーバーイーツ配達員にも『やり方』があるようなのです。
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