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SOUND OF WHISKY VOL.5 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

TENDRE写真①-2

【第19夜 カバランクラシック】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。
この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBE のスタジオからお送りします。

ということで8月7日ですね。夏真っ盛りになってまいりました。ほんと8月暑い日が続きますからね、水分補給はしっかりってことは常々言っていきたいんですけれども、先程スタッフと話をしていて「運動しているんですか?」という話をされていたんですけど、まったく運動してないっていう事実はありまして、僕は高校時代というか中学くらいからほんとに球技がめちゃくちゃ苦手だったんですよ。球というものがすごく扱いづらかったというのか、なかなかスポーツに恵まれなかった分、もしかしたら音楽だったり、美術にすごい才能が注ぎ込まれたのかもしれないですけど、唯一最近はちょっと夏なんでなかなか暑い時間帯は難しいんですけど、たまーにちょっとランニングをしたりとか、そういうのはやってまして、なかなか継続的にっていうのは難しいわけじゃないですか、なんで自分の気が向く時だったりだとか基本的に夜の方が多いんですけど、日中あの日差しの中で走るのは結構大変なもんでして、まぁ涼しい風を浴びながらちょっと走ったり、たまにするくらいがね案外ちょうどいいんじゃないかなと私は思っております。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
James Vickery with Musiq Soulchildで「Come To Me」

楽曲:James Vickery with Musiq Soulchild「Come To Me」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【カバランクラシック】 

ウイスキーvol.19

先月は「カナディアンウイスキー」をご紹介していましたが、、、
今月、8月に入って、新たなカテゴリーにいくのでしょうか。

さて、今回ご紹介の「カバランクラシック」、こちら産地は、台湾です
台湾のウイスキーってたしかにどんなのかなってあんま想像つかないですけど、でもちょっとおもしろそうですね、こちらご紹介していこうかなと思います。 

これまでは、スコットランドやアイルランド、アメリカ、カナダ、とメジャーどころをご紹介してきましたが、これらに属さない国で作られたウイスキーを、
「ニューワールドウイスキー」と呼ぶそうです。
名前がかっこいい!

ウイスキーは通常、「長期熟成」の工程が必要となるため、
高温多湿の気候はウイスキー作りに向かない、とされ、
冷涼な地域で作られるのが一般的とされてきました。
しかし、近年の技術の発達によりそうした常識が覆され、
東南アジアやオセアニアの各地域でも、ウイスキー作りが盛んにおこなわれるようになってきています。

そして、台湾が生んだ、このシングルモルトウイスキー「カバランクラシック」。
「台湾の気候ではウイスキーづくりは無謀」と周囲の反対があるなか、
スコットランドのジム・スワン博士と、台湾の飲料メーカー「金車(きんしゃ)グループは、2005年に蒸留所を完成させます。その後、2008年に最初のウイスキーとして出荷されたのが「カバランクラシック」です。
「カバランクラシック」は爽やかなコチョウランの香りと魅惑的なフルーツの香りが豊かに香り、マンゴーの甘みと複雑な香辛料の風味が特長。2010年にはイギリスが開催されたウイスキーブラインドテイスティング大会で優勝し、その後も数々の賞を受賞しています。

ということでこの「カバランクラシック」こちら手元にありますので少し香りから…(香り確かめ中)あぁいいですね、たしかに爽やか!ちょっと味も頂いてみますね。(試飲中)う~ん、たしかに魅惑的なフルーツっていうところがすごく感じました。ちょっと僕からしたらドライフルーツの風味が若干感じられるような気がしましたけど、たしかにこの魅惑的な甘みとかっていうことよりはその中にちょっとスパイスというのか先程言った香辛料のその後味もあったりとかで何でしょうね、ちょっと只者ではないというか、これをエキゾチックと呼ぶのかなぁと思うんですけど、僕はそんな印象を受けましたね。すごく美味しいものだと思います。
ということで、台湾は最近なかなか行けてないですけど、ライブで何度かお邪魔したことがありまして、その台湾でフェスに一度出た時に僕がめちゃくちゃかっこいいなと思った台湾のアーティストに出会ったんですけど、まさにこのウイスキーにすごくイメージが合うなと思って選ばせて頂いたそんな1曲があります。それではさっそくご紹介しましょう。
私が選んだ曲はこの曲です。Leo王with 9m88で「Weekends with You」

楽曲:Leo王with 9m88「Weekends with You」

聴いて頂きましたLeo王というラッパーと9m88(ジョウエムバーバー)というシンガーによる「Weekends with You」という曲でした。この9m88(ジョウエムバーバー)というのはですね、表記でいうと数字の9に小文字でm、88でジョウエムバーバーというんですけど、僕TENDREを始めた最初の時に東京の青山のライブハウスで一度9m88(ジョウエムバーバー)と共演したことがあって、彼女はニューヨークでも活動しているということで英語もすごく流暢ですし、やっぱアジアのエキゾチックな部分を持ちながら持つ音楽の洗練具合だったりとか僕はそこがすごい見ていて気持ちのいい人だったんですけど、Leo王というアーティストもすごいラップのグルーヴの感じが気持ちよかったりとか、これはまさに「カバランクラシック」にすごく似合うんじゃないかなと思って選ばせて頂きました。

まぁこの昨今なかなか台湾ももちろんそうですけど、外国にライブで行けないという結構悲しいもんがありますが、台湾はやっぱり独特な音楽文化がすごいあるなと思ってまして、いわゆるチル的なこともそうですけど、ローファイ・ヒップホップだったりとか、でもR&Bが盛んなイメージがあるんで、フェスに出た時も台湾のミュージックラバーの方々に反応すごい良くて、これはまたライブでみんなで今度は声あげて、めっちゃ一緒に踊ったりしたいなと常々思ってますし、台湾はほんとに今でもずっとまた帰ってきたいなと思ってる場所のひとつですね。

さぁそしてこの度、先日から秋にアルバムを出しますというお話をしてきたのですが、アルバムのタイトルが決定しました!TENDREが出すアルバムのタイトルは「IMAGINE」。
この「IMAGINE」というメジャー1stアルバムが秋に改めて出るわけですが、そこにどうやらデラックス・エディションというまた別のバージョンみたいなのが付いてくるわけでして、これ何が違うかっていうとCDとライブ映像が入ったDVDが付いてるっていうそういう豪華なセットが新たに発売されるということになっておりまして、これ昨年にやった配信ライブの模様だったりとか先日東京のスタジオコーストという所でライブをした時のワンマンの映像が収録されている非常にボリューミーなものがこの度出ることになりました。「IMAGINE」のアルバムでですね、そういった映像も見れますし、その東京でやったワンマンでのライブ映像が実は先日YOUTUBEでも公開されました。「LIFE」という楽曲を冒頭に演奏したのですが、その楽曲がフルで見れますので、まぁそれでTENDREのライブどんなもんなんやって見て頂きつつ、ぜひその「IMAGINE」を心待ちにして頂けたらなというふうに思っております。まぁこれからね、まだまだ盛りだくさんなんでぜひTENDREご興味持ってくださった方は引き続きチェックのほどよろしくお願い致します。
それではまたTENDREでした。

【第20夜 ポール・ジョン ニルヴァーナ

TENDRE写真②-2

はい、8月14日いよいよですね、お盆ですか。お盆の時期がやってきましたけど、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。僕はですね、お盆というところで何か特別これをしてるってことは特にはないんですよね、田舎が僕はあるわけではなくて、なかなかこう里帰りをするとか、まぁ元々実家も横浜の方がすごい近いところではあるので、そういうところに帰って、きゅうりとナスに割り箸を刺してとかやりますけど、元々祖父母が、今ちょっといなくなってしまったのですが、静岡の熱海の山の上の方に住んでたんですけども、夏になるとお盆の時期に花火大会をよくやってまして、その祖父母の家の庭から花火を眺めてスイカを食べてとかそんなのもやってたのを思い出しましたね。そう考えるとお盆というのはちょっと家柄を思い出すというのか夏を取り戻すというのか、しみじみ夏を感じられるいい時期がやってきたんじゃないかなと私も思っております。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
LOONYで「Some Kinda Love」

楽曲:LOONY「Some Kinda Love」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 
いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 
いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【ポール・ジョン ニルヴァーナ】

ウイスキーvol.20

これはまた随分とニューワールドなニオイがしますね。名前が強い!
前回は、メイドイン台湾のウイスキーでしたが、
今回の「ポール・ジョン ニルヴァーナ」、どこの国でしょうか・・・
こちら産地は、インドでございます。 
インドのウイスキーっていうのはまたちょっとどういうのがあるかってのはイメージがつきにくいですが、きっとおもしろいんでしょう。
それでは、こちらご紹介していきたいと思います。

インドの大手酒造メーカー「ジョン・ディスティラリー社」が、
2009年に、世界遺産でも知られる街「ゴア」に蒸留所を設立。
インド産のシングルモルトウイスキーの生産を開始します。

インドならでは、そして、ポール・ジョンならでは の「こだわり」の一つが、
原料となる大麦。

スコッチやアイリッシュで一般的に使われる二条大麦ではなく、
インド産の六条大麦という品種を使用しています。
六条大麦は、二条大麦に比べ、デンプンの含有量が少なく、
アルコール収量が減ってしまう反面、たんぱく質が豊富で、豊かな口当たりと旨味成分が凝縮されたウイスキーを実現します。

その他にも、ピートの使い分けや、インドの風土や気候を考慮した設備など、
こだわりをふんだんに詰めこんだ「ポール・ジョン ニルヴァーナ」は、
バーボンの柔らかな香り、そして、フルーツケーキ、キャラメルプディングを想起させるインディアンウイスキーとなっています。

ちなみに、仏教用語で永遠の平和、最高の喜びを意味するニルヴァーナは、
ここでは「美しいインド・ゴア海岸の魅力」を表しています。

ということでパッケージを見てみると、たしかにインド感がめちゃくちゃ強い。やっぱインドの象徴ですか…象の絵が記されているのとパッケージのカラーも少し黄土色というんですかね、ちょっとオレンジがかった色で表面にもインドのターバンを巻いたお髭の方がいらっしゃるわけなんですが、こちら味はどうなんでしょう。(試飲中)おぉなるほど!これいいですね!僕好きです。全部好きって言っちゃうんですけど、これはキャラメルプディングというのはめちゃくちゃ妙を得ているというか、先ほど香りで柔らかな甘みみたいな話はしたんですけど、キャラメルって妙な甘い香ばしさみたいなところが美味しいじゃないですか、その香ばしさが後からフワッと付いてくる感じがこれめちゃくちゃいいですね!
さぁそんなところでですね、インドですから、僕の好きな音楽の中でもインドルーツの方も中にはいらっしゃって、今回ご紹介するのは、一度前にも流したことがあった方なんですが、インドがルーツの今ニューヨークだったりアメリカで活躍をされているシンガーでほんとにこの柔らかな甘さっていうところが歌声にすごいリンクする、そんな方の曲をちょっと選んでみました。さっそくご紹介したいと思います。私が選んだのはこの曲です。
Raveenaで「If Only」

楽曲:Raveena「If Only」

さぁご紹介しましたRaveenaというシンガーなんですが、僕去年くらいからすっごい好きなシンガーのひとりでして、ずっと聴き続けているんですけど、やっぱこの方も何がおもしろいのかというと、まぁインドが元々ルーツなので家系はもちろんインドの家系でありながら、まぁその中でそのエキゾチックさを残しながら、現代のR&Bの気持ち良さだったりとかそういうところに唱歌させてるそのバランス感が僕はすごい好きで、まさに今回のウイスキーもそのイメージに合致したというか両方を備えている色んな面を見せてくれる甘さのあるそんなウイスキーそんなシンガーが僕は今回バチッとはめられたんじゃないかなと思っております。まぁインドは僕はまだ行ったことないんですけど、やっぱ行ったことある友人から聞くと「もうホントに価値観変わるぞ」みたいなことを結構みんな声揃えて言いますからね、ガンジス川とかもきっとそうなんでしょうけど、一回くらいは人生で旅してみたいなと思いを馳せてる場所でもあります。ライブもしてみたいですね。インドの方々とどんな交流をするかっていうのはいつか叶えられたらいいんじゃないかなと自分の中で思ってます。

さぁそしていよいよ来週になりましたね、新潟は苗場で開催されますフジロックがいよいよ近づいてきました。とはいえどですね、まぁなかなかマスクも取れない時期は続きますし、フジの会場の中でもマスク付けながらってことではありますけれども、やっぱりでもフジロックにかける音楽家たち、僕らも含めてですけど、そこにかける想いってのはすごい熱いものがありますので、そういう制約はありながらもその中での100%をやっぱライブで見つけるってことが何より大事なんじゃないかなと、気を付けることはもちろんみんな気を付けるけど、その中でいかにこう100%楽しむかってことを僕は可能性を見つけていけたらいいんじゃないかなと思ってます。まぁ安全に、そして楽しむ時は盛大に楽しみましょう。
というところでですね、ここで初めての呼び掛けをします。
この番組ではみなさまのメッセージを募集することになりました。
こちらKISSFMのホームページのリクエスト&メッセージからお送りください。
メッセージを読ませて頂いた方には、これすごく王道なんですが、サウンドオブウイスキーのステッカーが出来ましたから、そのステッカーに私がサインをしたものをみなさまにお送りさせて頂こうかなと思っております。ぜひともたくさんのメッセージをお待ちしております。
それではまたTENDREでした。

【第21夜 ティーレンペリ カスキ

TENDRE写真③-2

さぁみなさんどうですか?8月21日ということはフジロック真っ最中というところでですね、フジロック配信があるそうなんで、今回配信を観ている方もいらっしゃるでしょうし、現地で楽しんでる方もいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも安全に楽しんでいければなと思います。マスクはもちろんそうですけど、まぁおウチで観ている方もエアコンの付けすぎに注意してぐらいの、そういうちょっと気を付けながらゆったり楽しんでいけたらいいなと思っております。
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Extremely Bad Manで「Saturday」

楽曲:Extremely Bad Man「Saturday」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。
段々慣れてきたような気がします。

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【ティーレンペリ カスキ】 

ウイスキーvol.21

今月に入って、ニューワールドウイスキーが続いてきました。
いわゆるウイスキー新興国で作られたウイスキーの紹介が続いていましたが、
今回は、ヨーロピアンウイスキーです。
さて、「ティーレンペリ カスキ」、これはいったい何語なんでしょう??
独特な名前ですね。

それではこちら、見ていきましょう。

フィンランドのラハティが産地の「ティーレンペリ カスキ」。

フィンランドでは、1981年から2000年まで、国営企業が独占してウイスキーの製造を行っていましたが、2000年の製造停止を機に、新しい蒸留所の計画がいくつか上がりました。ティーレンペリ蒸留所も、その一つで、2002年に「水の街・ラハティ」にて設立。

高品質のシングルモルトウィスキーを専門とし、家族経営でウイスキー製造を行っています。地元のモルト製造所で作られたフィンランドモルトを使用し、仕込み水には、氷河期の地層をくぐりぬけた純度の高い水を使用。

また、ティーレンベリ蒸留所は、環境にやさしいウイスキー製造のため、2025年までに
二酸化炭素排出ゼロを目指しています。すごい!さすがフィンランドってとこですね。

「ティーレンペリ カスキ」はシェリー樽のみで熟成させたウイスキーで、
香りは、フルーティさと軽いピートを感じられます。
味はなめらかで、穀物のようなコクがあり、典型的なスパイシーな後味と、
レーズンやフルーツケーキのニュアンスも感じられるそうです。

日本国内には殆ど出回っていないウイスキーとなりますが、もし出会う機会があれば、
「先進的な蒸留所」で造られる、「伝統的なウイスキー」を是非お試し下さい。

すごいですね、さすがフィンランドというか、でかい目標ではあるんですけど、それを成し遂げてしまうんじゃないかっていうのもそうですし、ウイスキー造りにおいてもそういう目標を掲げられてるっていうのは素晴らしいなってことを改めて思いましたね。そしてこの味わいもレーズン、フルーツケーキってこともありながら、スパイシーさだったりコクもあったりとか、味にやっぱ多様性があるというか、そこもすごくおもしろい点なんじゃないかなと思いましたね。このフィンランドっていうのは音楽もやっぱまたおもしろいものでして、やはりちょっと空気が冷えてるからなんでしょうね、音がなんかすごい澄んでるような印象があったりとか、僕は先日北欧の音楽を色々探している時にすごいおもしろいなと思った方がいらっしゃいまして、その方の音楽をちょっとこのウイスキーにあてがってご紹介したいなと思います。私が選んだのはこの曲です。
Natalie Gardinerで「Summer rain」

楽曲:Natalie Gardiner「Summer rain」

はい、聴いて頂きましたNatalie Gardinerという、ちょっと前に活躍されていたシンガーなんですが、まぁ夏なんで「Summer rain」という曲を今回選ばせて頂きました。この方ですね、北欧だったりロンドンのクラブシーンで元々活動していて話題になっていた方なんですが、お母さんがスウェーデン人でお父さんがガーナ人という、またルーツも独特な方なんで曲を聴いてもらったらわかるんですけど、結構曲もR&Bの匂いもしながら、ちょっと聞こえる音はエレクトロっぽかったりとか色んな要素が入り混じっているけれどもすごい清涼感があるというか、まさに僕がウイスキーのこの味の詳細を見た時に抱いたイメージとすごいリンクしてる部分があったので、色んな味が折り重なったとて、その中だからこそ生まれる清涼感だったり、新しい価値観ってのがすごく感じられるんじゃないかなというふうに思いました。
この北欧もですね私やっぱすごい行きたい国のひとつでして、北欧の例えばデザインが好きだったりとかファッションが好きだったりとかそういうの昔あったんですけど、やはりこう先進的なことを堂々と行なってる印象っていうんですかね、すごく国自体が人を想ってるというのか、そういう印象今回受けましたし、お酒造りにおいてもやっぱそういうところが反映されてるのはおもしろいことだなと思いましたね。環境の配慮っていうのはまさにそういうことだと思いますけれども、近年色んな問題がやっぱ出てくる中で色んな論議が交わされるわけじゃないですか、その中でやっぱりひとつの事に対して、何でもかんでも色んなことを言うのは簡単なんですけれども、視野を広げるっていうのは僕はすごい大事なことだなぁと思っていて、それこそ環境であそこの部分だけが枯れてしまった…としても、その横には実はなんかもっと違う事実があったりとか、やっぱ広い視野で見ていかないと環境問題ってたぶん解決していかないんだろうなぁっていうことを思いまして、一部が良かれど他はどうなの、でもそれを全部守るってなると結構大変なことだっていうすごい広いテーマにはなってきますけども、でもやっぱそういうところからまず自分が小さいこととして出来ることが何なのかってのを誰かとちょっと話してみたりとか自分で例えば当たり前のことですけど、そこに落ちてるゴミを拾ってみるとかそういうことから段々広い問題に対して解決が広がってくるんじゃないかなってことを改めて思いました。
まぁウイスキーを通してってとこもまたひとつおもしろいとこですけど、広い考えってのはすごい大事なんだなぁってことを改めて今夜は私感じました。

さぁそんな中ですね、8月21日はフジロックの2日目ということで、みなさんどんな夜を過ごしてるんでしょうか。私TENDREはフジロックの3日目ということは翌日ですね、明日の13:40からホワイトステージで演奏をします。いやほんとにありがたいことにフジロックっていうのは結構な数で出させて頂くことが多かったんですけども、着実に山を登っていくというのか、どんどん大きいステージをやっぱ見ていきたいなと思う中で、それをみんなで共有できたらいいんじゃないかなと思ってますし、まぁ熱いステージを繰り広げますのでぜひ楽しみにして頂けたらなと思います。

そして引き続きキスナーのみなさまからのメッセージも募集しております。KissFMホームページのリクエスト&メッセージからお送りください。こちらメッセージ読ませて頂いた方にはサイン入りステッカーを差し上げます。ぜひぜひどしどしお送りください。
それではまたTENDREでした。

【第22夜 ペンダーリン シェリーウッド

TENDRE写真④-2

いや~8月28日、8月もあっちゅーまですねホントに。皆さまこの夏はいかがお過ごしでしょうか。まぁ秋にも段々差し掛かってくるのかな、まだまだ暑さは続いてきますけれども、向かってくのは秋なんでしょうね。まぁ夏のことを色々思い出しますとやっぱここ最近の夏ってすごい短いなっていう自分の中での印象がありまして、梅雨が結構長かったりするじゃないですか、去年も結構長かった気がするんですけど、梅雨明けて一気に暑くなったと思ったら一気に涼しくなったぁみたいな。ちょっと最近は夏に儚さを覚えることがあって、でもまぁそういう時に夏どうやって過ごすことが多いかなと思い返したら、納涼って言いますけど、そういうのを探すのが好きといいますか、まぁアイス食べるとかそんなのももちろん大好きなんですけれども、やっぱりでも自分の中での夏の過ごし方ってのはとにかく田舎の例えば友達の家に行った時とかに縁側っていうのが僕すごい好きで縁側で扇風機あたりながら、蚊取り線香焚いてあって、スイカかアイスを食べるみたいな…最高じゃないですか!そういう夏大好きです!
さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】。
ウイスキーと過ごす時間に合う曲、こんな1曲はいかがでしょうか。
Dojo Cutsで「Rome」

楽曲:Dojo Cuts「Rome」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつ、ピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲する、というコーナーです。 

いつも、元町WHISKYさんにピックアップしていただいていますウイスキー、
本日は、こちら。 【ペンダーリン シェリーウッド】

ウイスキーvol.22

さて今回も、ヨーロピアンウイスキーなのですが、これいいですね、なんか先々週は台湾だったりとかインドだったりとか、ちょっと旅してる感じにだいぶ近いというんですかね、すごくおもしろいな。さぁ今回はどこなんでしょうか。 

では、ご紹介します。

イギリスはウェールズの、ロンザ・カノン・タフが産地の「ペンダーリン シェリーウッド」。

一説には、西暦500年頃から蒸留酒が作られていたといわれるウェールズ。
19世紀にはまだ本格的な蒸留所もありましたが、キリスト教のメソジスト派の勢力拡大によって、禁酒主義が広まり、1903年にはウイスキーづくりに幕が下ろされます。

それからおよそ100年後、こんな声が上がります。
「スコットランドやアイルランドにはあれだけの蒸留所がある。
同じケルト民族の国なのにウェールズに一軒も蒸留所が無いのはおかしい・・・」という声ですね。
地元のパブ仲間が集まり、1998年に再び蒸溜所を作る事を決意。
そして、2000年に、ブレンコン・ビーコン国立公園内に創設されたのがペンダーリン蒸溜所です。

「スコッチでもアイリッシュでもないウェールズ独自のウイスキー」を目指し、ユニークな蒸留方法を採用。蒸留後はバーボン樽で熟成、その後、マディラワインやシェリー酒の樽で「仕上げ熟成」し、製品としてリリース。なんと製品化に関しては、あのメイドイン台湾のウイスキー「カバラン」でも名前の挙がった「ジム・スワン博士」がすべて監修しています。

「ペンダーリン シェリーウッド」はオロロソシェリー樽にて熟成。
青りんごの香りの後に、ナッツとキャラメルを混ぜた芳醇な香りを感じられます。
シェリー由来のアロマを持ったフレッシュな味わいと、
黒糖を思わせる甘さが、巧みにミックスされたウイスキーです。

ということで、これもおもしろいですね。たしかになんでここまでにスコットランドだったりアイルランドにあんなにあるのにっていう、そこで覆されるものもたしかにあるし、そこでやっぱ歴史をたどって、この今新しく出来たウイスキーっていうのはすごく味わいもおもしろそうですね。青りんごだったりナッツだったりキャラメルだったり黒糖だったりっていうそれぞれ甘みの種類は全然違いそうですけども、それが巧みにミックスされたってのははたしてどんな感じなんでしょうね。まぁ音楽にも結構近い話ではあるかもしれないですけど、意外とこれとこれは全然対局的にある音の素材だけど組み合わせたらめちゃくちゃかっこいいとか意外とそういうことがもしかしたらリンクしてるのかもしれないですが、私はですねイギリスの音楽好きなんですけど、そんな中でこのウイスキーの話を聞いて思い出したシンガーがひとりいまして、その方をご紹介したいなと思います。
私が選んだのはこの曲です。Jaz Karisで「Doubt My Love」

楽曲:Jaz Karis「Doubt My Love」

はい、聴いて頂きましたJaz Karisというシンガーですね。彼女の歌声もすごく伸びやかでその甘さ自体も感じられますけど、このトラックとのバランス感っていうんですかね、すごい好きで聴いていまして、それこそイギリスだったりロンドンのトラックメーカーだったりとかミュージシャンの方って僕は独特な感性をお持ちだなというか、独特っていうのもですね何だろうな、変わってるとかではなくてやっぱセンスがいいっていうことに言ってしまうとすごい限られてしまうんですけど、音のこの配置だったりとかこの音を使うんだとか、そこのなんか絶妙なバランス感を持つのがロンドンのミュージシャンだったりはそういうところに長けてる人が多くて、僕はやっぱそういうところを参考に聴いてしまったりもするんですけど、もしかしたらウイスキー造りだったりもそこは感性が近いんじゃないかなっていうのは他の国のウイスキーだったり見ててもそうですけど、このイギリスっていう独特の文化がある中での組み立て方、物の作り方ってのはなんか考え方は近いんでしょうね。そういう意味で僕は結構好みがわりとそっちだったりするのかなと色々考えさせられたりもしました。こちらのウイスキーも皆さまぜひお試しください。

さて先週となりましたが、この度TENDREですね8月22日フジロックフェスティバル2021 in苗場出演してきました。ほんとに色んな想いを持って私もステージに立ちましたし、そして会場にいる方、配信で観てる方、今回参加を選ばなかった方、ほんとに色んな方の選択があってのフジロックの開催だったと思いますが、色んな方が考え抜いた上で今回開催されたフジロック僕は色んな想いすごくありましたが、このステージに立ったことをほんとに忘れちゃならないなと深く思いましたし、このフジロック自体がですね開催されたことが未来に繋がることかなと僕はすごく思いますし、それががむしゃらに開催するとこではなく、それぞれの意義を持って選んだフジロック主催の方の選択を僕はちゃんと支持していきたいなと思いますし、それに対して皆さんが考えた意思だったり選択もちゃんと尊重した上でここからフェスがどんどんどうなっていくかわからないですが、みんなでちゃんと話し合いをして思いやりを持ちながら色んなことに参加、そして自分も発信していきたいなと思います。この度見守ってくださった方はほんとにありがとうございました。
またライブ会場で会えることを楽しみにしております。
それではまたTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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