「自称フリッパーズ・ギターの元ファン(ほんとのファンではないやつ)」、どんな音楽もフリッパーズ・ギターが元ネタって言いはりがち
「自称フリッパーズ・ギターの元ファン」とは、フリッパーズ・ギターをちゃんと好きだった人ではなく、「フリッパーズ・ギター好きだったって言う自分が好き」みたいなやつらのことです。
本当にやつらの中ではどういう心理が働いているのでしょうか?
ある時、フジファブリック聴いてたんですね。
したら、フジファブリックのことを何も知らない「自称フリッパーズ・ギターの元ファン」が、何聴いてるの?と寄ってきたので、少し聴かせると、言いました。
「うわ、まんまフリッパーズじゃん!」
その時、あっと思いました。
この感じ、前も言われたことある!
それも、一度じゃなく、何回か。
ひとつ思い出したのは、テレビジョンのマーキー・ムーン聴いてたら、
「テレビジョン? あ〜、オザケンが好きなアーティストだもんね」
って言われた時です。
「オザケンが好きなアーティスト」って、いま初めて知ったんだけど、何?この「わー、そうなんだ?私ってばオザケンと趣味合う〜✌」って浮かれたら駄目な雰囲気?
どうせオザケンに影響されて背伸びしてテレビジョンのマーキー・ムーン聴いてんでしょって言わんばかりのこの雰囲気は何?
まだ若かった私は逆上のあまり、こう返しました。
「ははは、オザケンって、テレビジョン好きなの? ださーい」
自分が今まさに聴いてるのにです。
それほどまでに冷静さを欠くほど、いやな気持ちになったのです。
もちろん私は、フリッパーズ・ギターやそのファンの方を揶揄してるわけではありません。
変なやつらの「センスのいい自分アピール」に利用されて、イヤだろうな…と勝手に同情しています。
不思議なのは、こういう、「センスのいい自分アピール」および「あんたの好きな音楽の元ネタは私の推しだよマウント」してくるやつは、何故「フリッパーズ・ギター」を利用するのか?ということです。
フリッパーズ・ギターはなんらかの免罪符っぽいのだろうか?
それとも世代によるのでしょうか?
今の60代とか20代とかでは、また違うアーティストがやつらの餌食になってるのでしょうか?
本当に不思議です。
※ちなみにフリッパーズ・ギターは今年のソニマニにも出てて、私は映像でしか見てませんが、やっばりかっこいい感じでした。
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