どうもSGです。今日は問いかけです。
最初にこの問いを考えたのは、いつだったか覚えていませんが、おそらく小学生高学年ごろだったでしょうか。
「私が私であること」について、なぜそうなのかということです。
こう書いても分かりにくいかもしれません。この問いが浮かんで以来、時たま友人にこの話をしてきたのですが、よく理解されなかったり、あまり真剣に扱われなかったりしてきたのです。
あまり普遍的なものではないと思ってきたこの問いは、実は哲学的に有名なものであるという事を最近知りました。
Wikipediaにも 「なぜ私は私なのか」というページがあり、この問題に対する議論の概要が示されています。
まさに私が抱いていたのと同じ疑問です。
私の肉体に脳という器官があって、それが世界を認識するシステムのようになっていることは理解可能です。
しかし、「自分が一貫して存在していてこれは自分の意識だと思いながら生きている私の意識そのもの」はどうしてこの肉体に宿り、他の人間や他の時代に生きた人間に宿らなかったのだろうか、ということです。
と、書きながら調べていたら、前野隆司さんという方がより分かりやすく説明してくださっていました。非常にわかりやすい説明なので、是非。
考えれば考えるほど、奇跡のような、何か深淵に触れるような、気の遠くなるような感覚に襲われます。
どうやら大学生の10人に1人がこの種の問いに出会っているそうです。意外に高い確率だと思います。
どうやら哲学的にも答えが出ていないそうですが、皆さんはこのような疑問を持ったことがありますか?