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Think Space Habitat vol.2 レポート

昨年12月14日にClipニホンバシにて、『宇宙建築×スポーツ』をテーマに
Think Space Habitat vol.2を開催しました!

今回は『宇宙建築×スポーツ』がテーマにということで、超人スポーツを専門に研究されている野嶋先生をゲストとしてお招きし、超人スポーツについてお話しして頂きました。(経歴等、記事の最後に記載しております。)

野嶋先生がお話ししてくださった、現代の最先端テクノロジー(XR、パワードスーツ)を使ったスポーツは、スポーツというモノのエンタテインメント性を最大化したもので、視覚と触覚を交錯させた新感覚のスポーツなどもあり、とても興味のそそられる内容でした。

                  (画像:https://superhuman-sports.org)

また超人スポーツとは何かといった定義の部分について先生は、機械を人間の拡張化された皮膚として捉える事ができるとお話しされていました。

障害者スポーツにおける義手義足、北京オリンピックで話題に上がった水泳着スピードレーサーなどは選手を超人化する機械であり、そうした機械を人間の拡張化された皮膚として捉える事で、現代スポーツの延長線上に超人スポーツが共存することができるとお話しされていて、その考え方にはとても感心させられました。

超人スポーツが遠く離れた未来のスポーツでなく、今あるスポーツの延長線上にあるという考え方。そこに僕自身は非常にリアリティがあると感じ、またそのリアリティを担保するに足るテクノロジーが今の世の中には存在しているという所に、SFではない現実性を感じました。

野嶋先生の講演の後には、
現在TNLが『MARS CITY DESIGN(https://www.marscitydesign.com/)』というコンペに向けて作成している設計案をプレゼンし、その案について、さらには火星で行われるスポーツについて、野嶋先生と株式会社OUTSENSEの堀井さんを交えて、パネルディスカッションを行いました。

参加してくださっていた方々からも、宇宙や火星でのスポーツについて様々な意見や質問(火星での野球はルールが違う?火星でスカイダイビングをするとどうなる?などなど)がでてきて、とっても興味深いディスカッションを専門家のおふたりを交えながら行うことが出来たのではと思います。

その後の懇親会では、参加者が講演者に質問をしたり、参加者同士で話をしたりと30分ほどの短い時間ではありましたが、大いに盛り上がりました!



今回のイベントを通して、
TNLのみんなで話し合っていただけでは気付く事のできなかった発見や、知らなかった知識を得ることが出来ました。
今回ここで得たものを活かし、設計案をより良いものにしていこうと思います。

最後になりますが、今回のイベントに忙しい中、
途中まででも参加したいと考え、足を運んでくださった方もいらっしゃり、
TNL一同大変ありがたく感じております。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして、最後までお読みいただきありがとうございました。
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次回、第3回目となるThink Space Habitatは 『宇宙建築×農業』をテーマに
2月17日  日曜日 13:30〜15:30  場所はX-NIHONBASHI(東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 福島ビル7階)にて行われます。
たくさんのご参加をお待ちしております!

↓Think Space Habitat vol.3 のイベント申し込みフォームはこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfaFjRVm_UefPqSxpc6DktVklb3a57e6j4T0cfow_D4DuvfpQ/viewform?usp=sf_link

○野嶋 琢也先生
2003年東京大学博士後期課程修了。博士(工学)。JAXA(旧NAL)を経て、2008年より電気通信大学准教授。超人スポーツアカデミーメンバー。触覚、VR、人間拡張、超人スポーツ/オーグメンテッドスポーツ、エンタテインメントの研究に従事。http://www.nojilab.org


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今後開催・参加予定のイベント
2/9~10:宇宙ユニットシンポジウム  (京都大学)
2/9~11:宇宙建築賞作品展~宇宙で暮らすためには~ (仙台市天文台)
2/17:Think Space Habitat vol.3~宇宙建築×農業~

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