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TNUD - Mars City Design に向けて

TNLでは2018年度から始まったプロジェクトがいくつかあります。
その内の一つが、TNUD -Urban Design-です。

TNUDは宇宙都市を構成する要素を毎年一つ想定し、デザインするプロジェクトです。
TNRP-Research Project-で得た知識をもとに、TNLとしての宇宙建築のモデルを示すことを目的に始まりました。
2018年度はアメリカで開催されるMars City Design Challenges 2019というコンペに向けて、「火星スポーツ」をテーマにした施設を設計しています。

Mars City Design®は、火星での持続可能な都市の設計をミッションとした組織で、イベントやコンペティションの運営、いくつかのプロジェクトなどを行っています。
今回、TNLが参加する Mars City Design Challenges はこの組織が運営する国際コンペティションで、2016年から毎年開催されているようです。
毎年異なるテーマやカテゴリーで作品の募集がされています。
2019年のテーマは以下の通りです。

2019
テーマ:MARS SPORTS
火星スポーツがテーマになっていて、以下のようなカテゴリーについて考えることも提案されています。
サブカテゴリ―:
・Architecture design of Mars Olympics Stadium
・Robotics
・Exoskeleton design
・AI
・Organ 3D Printing
・Human physiology
・Supplements for space travelers
・VR/AR
・Cyborg
・Other Category

火星スポーツといっても、人間の健康や先端技術を利用した人間の身体能力の向上、AI、VR/ARなど幅広いカテゴリーが提示されているのが特徴的です。
持続可能な都市を考えている組織というだけあって、スポーツ施設だけではなくその他の様々な要素を考えているのがいいですね。

TNLでは現在、1月末の作品提出に向けてスポーツの考案と、スポーツ施設の設計を行っています。
TNLの設計案に関しては12月14日に行うイベント 「Think Space Habitat vol.2 ~宇宙建築×スポーツ~」 で紹介しますので、興味のある方は是非ご参加ください!

イベントページはこちら↓



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