NFT×ファッション
ファッションとの出会い
キチンとしたファッションとの出会いは中学3年の時、卒業遠足に着ていく洋服を買いに原宿に行ったのがきっかけでした。
BAPEやUNDERCOVER、NUMBER NINEが流行っており、高くて買えない洋服屋さんに行っては、見るだけ見て緊張していたのを覚えています。
高校に入ってすぐ、アパレルの仕事がしたいと思うようになり1年生の夏休みに文化服装学院という服飾専門学校の体験入学に行きました。そこでは今まで好きで見ていただけの洋服の作り方を学び、元々プラモデルやミニ四駆が好きだった自分は「服作りもプラモデルみたいで面白いな」と思い、更に進学の気持ちが強くなりました。
高校性の頃は部活にも力を入れていましたが、学生や読者モデルさんたちが行っていたファッションショーのイベント「5iVESTAR」等に参加したりしながらファッションに触れていました。当時そのイベントを主催していたあーみーさんという方は、その後きゃりーぱみゅぱみゅさん等が所属する「アソビシステム」を設立されています。
文化服装学院入学⇒就職
アパレルデザイナーになりたかった僕は、迷うことなくデザイン科に入学しました。当時も今もずっと憧れている、BAPEを立ち上げたレジェンドのNIGOさんも文化服装学院出身という事もあり入学早々かなりやる気に満ちていました。
実際に自身でデザイン画を描き洋服を制作していく中で、クラスの中だけでも1番になれなかった自分は、ブランドを立ち上げてデザイナーになるというのは難しいと判断しました。
2年生に進学したころにはNIGOさんへの憧れも強くなっており、NIGOさんが成り上がって徐々に良い家に住んでいくという内容のDVD「8TV 25CH」を月1ペースで観てはテンションを上げていました。
当時はファッションと同じくらい音楽も好きでUSのHIP HOPを聴いており、大好きだったPharrell WilliamsとNIGOさんが立ち上げたブランド「Billionaire boys club/ice cream」をよく買っていました。
当時の僕は、アパレルの会社で何かがしたいというよりはNIGOさんのいる会社で働きたいといった気持ちが強くなっており在学中から上記のブランドでアルバイトさせてもらい、卒業後に就職しました。
販売員に関しては思いっきり体育会系でしたので、朝の掃除は毎回トイレ担当。
「いつお店にNIGOさんが来てトイレ使うかわからないから常にきれいにしておけ」といわれ、3年くらい一生懸命掃除していましたが残念ながら一度もお店に来ることはありませんでした。今ではいい思い出です笑
その後も木のハンガーでシバかれたり、行きたくもないクラブに連れていかれたりしながら裏原文化に揉まれ働いていました。
それでも今となってはとても楽しかったと思えるし、充実していたと思います。
その後は数社を渡り、現在は大手アパレル企業にて生産管理をしています。
NFTとの出会い
NFTとの出会いに関してはこちらの記事にて書かせていただいていますが、
NFTを通して出会えた方たちや、SPACE CROCOSの運営メンバー、ホルダーの方たちにとても感謝しています。
SPACE CROCOSは無事に完売し、その資金をもとに今まで金銭的にできなかったことが進められています。
在庫を持ってのアパレルの販売、アパレルに関する資材の購入やフィジカルでの販売、POP UP開催。どれもジェネラティブの応援があって実現できていることですし、少しずつ夢に近づいているのを感じています。
元々の夢であった自分のブランドを持ち、展開するという事が小さいながら実現できていますが自分一人では絶対に不可能でした。
SPACE CROCOSに関わって下さっている全員のおかげで今自分のやりたいことが実現できていると感じます。
今回Nox GarellyさんでPOP UP STOREを開催させていただきましたが、LAでは同日に世界最大級のストリートカルチャーの祭典 ComplexConが開催されていました。NIGOさんやVERDYさんがホストを務めており、動画で見ただけですがとてもカッコいいブースが多く、自分もいつか出展したいという気持ちが芽生えました。
まずはNFT発のアパレルブランドとして広く認知させることを目標にし、いつかはSPACE CROCOSをComplex Conに出展させたいです!!!!