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空き家と会話する:4軒目の家との会話⑨

さて、前回は、パイングレーチングを使った世界でたった1つの格子戸ならぬ格子壁の話を書きましたが、今回のリフォームにおける次なるポイントは、暗かった1階の奥の2部屋をいかに明るくするかということ。

ダークグリーンを基調とした砂壁は、乾くとオフホワイトに見えるロハスウォールのアイボリーで明るく温かく。
特に、今回は、これまでの反省を含め、下塗りをした上での漆喰。
お陰でいい感じに仕上がりました。

とはいえ、これだけでは、単に部屋の印象が明るくなっただけ。
ということで、今回のデザインのポイントとして

① 洋室にリフォームされていた部屋の物入れの扉、
② 和室と洋室の間にある天井部分の壁、
③ 小上がりに仕上げてもらった蹴上がり

の3か所に、モダンジャパニーズテイストを加えるために、金箔の屏風風壁紙と白の和紙調の壁紙を使用することに決定。

サンゲツ FINE FE76515を使うことにしました。

当初、もう少し金箔の強い壁紙を購入しようと思っていたものの、購入したかったものが販売終了。なので、似たような、こちらの壁紙を採用。

「少しインパクトが弱いかな~」と思いつつも、棚の扉に貼ってみたところ、主張しすぎず、案外、最初に使おうと思っていた壁紙より良い感じになったんじゃないかと結構、満足。
(一緒に来ていた母からもお褒めの言葉をもらいました)

そして、もちろん、空間に統一感を持たせるために、大工さんに作ってもらった小上がりの蹴込みにも同じ壁紙を。

これで離れの二間になんとなく一体感が出てきました。

そして、今回のデザインの要となったのが②番目の天井部分のデザイン。

ただ、この話を始めると、話が長くなるので、続きは次回。
紆余曲折ありました~😅


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