ECのプロが厳選 マーケティングの"今"がわかるキーワード5つとは?
こんにちは。
Japan マーケティング Week 事務局です。
日々、トレンドが変わっていくマーケティング業界。さまざまな変化が求められている今、どのようなマーケティング施策をするべきか。検討されている担当者も多いのではないのでしょうか。
本記事では特にECや通販など、Webの担当者に向けて押さえておくべき「今注目のマーケティングテーマ・サービス」はなにか。わたしたちのメディアパートナーである通販通信ECMOさんにご協力いただき、参考になる情報を集めました。
「通販通信ECMO(エクモ)」は、EC・通販、ネットショップを支援する通販業界Webメディア第一号として、2019年で創刊10周年を迎えました。月間の記事更新数は業界最多の150本以上。業界のニュースをいち早く掲載する他、業界人にとって役立つダウンロード資料の提供、有益なセミナー情報の発信・申込受付といったサービスを提供しています。
【注目のマーケティングキーワード5選】
今回は5つのキーワードを選び、キーワードに関する「世の中の動き」と「成功事例」が分かる記事を紹介します。
① D2C
丸井、D2C支援の新会社「D2C&Co.」設立…投資・店舗出店などをサポート
ここ数年、食品や日用品、健康食品、化粧品を中心に注目が高まっているD2C(DIRECT TO CONSUMER)というマーケティング手法。その勢力は拡大を続けており、ファッション分野にも「D2C」という概念が進出しています。
成長D2CがECモールに出店するワケとは?D2C最前線#1レポ
企業の動きは「D2Cなら自社ECサイト」といった既成概念に捉われていません。ターゲットへのリーチの考え方やSEO観点などモールを活用する成長D2C企業も続出しています。
② サブスク
2020年版サブスクカオスマップ公開!5分野22分類100サービス掲載
動画の定額見放題サービスから爆発的に一般に定着した「サブスクリプション」。服の定額借り放題から健康食品や花、近日にはマスクといった衛生用品までサブスクで扱われる様になり5分野22分類100サービス超まで広がっています。
日本サブスク大賞、おもちゃのサブスク『トイサブ!』が初代GP受賞
サブスクの範囲は広がり続けています。幼児向けの玩具のサブスクというものもあり、第1回目のサブスクリプションビジネスを表彰するアワードでグランプリを獲得しました。
③ 越境EC
アリババ、独身の日で過去最高の流通総額4兆円…越境ECは日本がV4
11月11日の中国「独身の日」は国内でも毎年話題になる程、日本企業にとっても一大ビジネスイベントとなっています。ユニクロや美容機器メーカーが毎年好調な業績を打ちたてており引き続き注目のビジネスチャンスです。
eBayでは『ネオジオ』が激アツ!?越境ECセミナーレポ
越境ECといえば中国を始めとするアジア圏をターゲットとしたものを想起することが多いですが、ビジネスチャンスは世界中に広がっています。日本のアニメ・ゲームグッズといった意外な商品が、実は海外からのニーズが高いため高値で売れるという例も少なくありません。
④ 2次流通
メルカリが大進撃…リアル拠点/専用ポスト設置、丸井とデータ連携も
古くはヤフオク!から、現在のメルカリまで1次流通とは異なる2次流通=CtoC市場が拡大を続けています。特にメルカリの大胆な取り組みには目を見張るものがあります。1次流通企業とタッグを組むケースもあり大進撃ともいえる動きを続けています。
SHOPLIST、購入商品をメルカリに簡単出品可能…ECで初導入
2次流通はついに1次流通との融合を始めています。これまででは考えられなかった様な、新品販売の購買の場から中古販売をシームレスに繋ぐという取り組みが大手ECを中心に始まっています。
⑤ スマホ決済
PayPayは「スーパーアプリ」へ、1日限定の20%還元も
18年暮れ頃から急進を続けているスマホ決済。「還元祭り」で各銘柄が鎬を削りましたが、やはり目を見張る勢いだったのがPayPay。「スーパーアプリ」を掲げ日々ユニークな取り組みを続けています。
「PayPayモール」「PayPayフリマ」がPayPayのミニアプリに
スマホアプリによる決済手段の広がりによって、ECの戦場も変遷の兆しです。PayPayやauPAYは、ECはブラウザでもなければ単独アプリでもなく、アプリ内アプリを新たな場として定着させようと動いています。
今回は通販通信ECMOさんにご協力いただき、5つのキーワードについてご紹介しました。
ECや通販についてより詳しく知りたいという方は、通販通信ECMOさんのサイトをぜひご覧ください。