余談だけど~岩波ホール~
余談だけど、岩波ホール、素敵ですよね。HPの感じもステキ。(ちょっと見にくい部分はありますが)
ちょうど私が半分くらいしか埋まっていない地元の映画館で、持ち込んだコーヒーと小さいお菓子を食べながら人生初のジョージア映画を楽しんでいた頃、東京の岩波ホールでもジョージア映画が上映されていた。
今年の岩波ホールは50周年記念で、10月13日~26日にジョージア映画祭が開催されている。
★一番上に書かれているのはジョージア語。古くからある、独自な言語だ★
雰囲気のいい映画館で良い映画を観るのは、本当に幸せだ思う。岩波ホールにはお好きな方がいらっしゃると聞いたけど、確かにジョージア映画はこの劇場に合いそう。どこでどんなふうに観るか、も映画の楽しみのひとつ。
ちなみに支配人は岩波律子さん。総支配人や支配人、過去の作品のリストを載せているのも岩波ホールの”らしさ”かな、と思う。
そして12月公開のこの映画は面白そう!85 歳の名匠監督が痛烈な風刺と大らかなユーモアで描く『葡萄畑に帰ろう』。こちらは12月15日から岩波ホールほか、全国で上映予定らしい。
ジョージアはワイン発祥の地だけあって、500種類も葡萄の品種があるとか。ちょうどいま(10月13日)ジョージアではテイスティングの域を越えた大盤振る舞いのワイン祭りを開催しているらしい。植物と菌でつくられるお酒は、大地や風土を凝縮した恵みだと思っているので、今回の旅でも出会いを楽しみにしているところ。そんな私はジョージアで有名な赤ワインはムクザニというらしいことを、この映画の予告編で知ったばかり。旅路のどこかでმუკუზანი(ムクザニ)に出会えるかな。