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アカデミアのまとめ

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研究者としてのあれこれをまとめます
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#大学

職が変わったことの報告

こちらの記事で綴った就活から早2年、学内で新しい職に変わりました。 これまでの職 博士課程を修了して初めて就職したのは、嘱託教員でした。つまり、任期が決まっている契約社員みたいなものです。 一応文学部に所属する助教でしたが、担当授業や会議の出席義務はなく、シフト制で、研究室もありません。基本的には大学の学習相談窓口に在席し、学生と関わりつつ、ピアサポートや学びに関する企画実施、研究をすることが主たる業務でした。(詳細は論文もぜひ) 任期は3年(希望して承認されれば+2年

アカデミアへの就職を決めたときの記録

最近は、少し下の世代がアカデミアへの就職活動を頑張っている声を聞きます。臨床心理学や精神医学など私の周辺分野だと、企業への就職が選択肢に挙がることは少ないですが、現場で働くための医療保健福祉系の資格を何かしら持っていて、臨床現場で働いたり、公務員として働いたりする選択肢は浮かびやすいです。そのため研究に関心が強い人でも、門戸の狭い大学や研究所などアカデミアへの就職活動は、運が良ければ…とちょっと弱気になりやすい気がします。(当然アカデミアを積極的に選ばない人もいますが) 就