【IRのまとめ】プラント展開編(2023年10月20日更新)
皆様こんにちは!スパイダープラスIRチームの石田です
成長戦略など1つのテーマに絞って解説する【IRのまとめ】です!
この度、2023年9月29日開催したお客様向けセミナーの一部を、
アーカイブとして公開しました。
プラント業界の課題と、それをどのようにSPIDERPLUSで解決できるのかについて、プラント営業部署責任者が語っています。
また、プラント展開におけるパートナー企業であるMODE社様の事業説明も収録されています。
SPIDERPLUSがプラント業界のどんな課題を解決するのか、MODE社の強み・特徴とは、非常に分かりやすい解説となっておりますのでぜひ御覧ください!
今回の更新内容
MODE社との共同セミナーのアーカイブ動画公開
2023年9月29日、MODE社との共同でお客様向けセミナーを開催いたしました!
プラント専門部署責任者による業界課題とSPIDERPLUSによる課題解決の解説と、アライアンス先であるMODE社の強みや特徴が分かりやすく語られており、必見です!
(セミナー内の「トークセッション」および「質疑応答」パートについては、顧客情報管理の観点からアーカイブ動画では公開しておりませんのでご了承ください)
ぜひ御覧ください!
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過去の掲載内容
1.プラント展開の考え方について
(1)プラント業界とは何か
まず、一言で「プラント」と言っても、発電プラントや石油精製、ゴミ処理、製鉄など様々な種類のプラントが存在します。
プラントの共通点として、「プラントは産業や人々の生活を支える社会インフラである」ということが挙げられます。
プラント施設は、広大な敷地にたくさんの生産設備が並んでおり、その建設にはプラント専門会社(専門的には「EPC」と言います。)や、いわゆるサブコンが携わっており、「ビルの建設」と近いものがあります。
(2)なぜSPIDERPLUSはプラント展開ができるのか
プラント施設は、その建設時もさることながら、施設の運転期間が30年超など非常に長い期間稼働し続けるため、建設後の管理・メンテナンスが非常に重要な要素となっています。
そんなプラント施設のメンテナンス業務は、様々な機器の図面やメンテナンス記録にマニュアル、点検のためのチェックシートを持ち歩きながら広大な敷地を歩き回らなければならないという大変なものとなっています。
このメンテナンス業務で、SPIDERPLUSが活用されています。
SPIDERPLUSの提供価値の一つとして、「現場巡回で収集した最新情報を効率的に帳票化し、クラウド上でリアルタイムに確認することで業務効率化を実現する」というものが挙げられます。
当社では、この提供価値をプラント業界にも水平展開しておりました。
実際に、下記の企業様での導入事例がございます。
当社の得意とする「ビルディング建設」領域と近しい領域であること、プラント業界での需要も⾒えてきた中で、フィージビリティ(実現可能性)も検証できたことから、本格展開にいたりました。
2.プラント業界向けDXの施策
第一弾:プラント業界専門部署の立ち上げ
本格展開の初手として、プラント業界に特化した営業部署を設立しました。
これまでは、建設業界を担当している営業部署がプラント業界のお客様に対しても営業活動・サポート活動をしておりました。
しかし、業界が異なれば営業手法やサポート方法も異なる手段、知見が求められます(お客様との接点を例にとっても、プラント業界のお客様に「建設DXのスパイダープラスです!」と営業するよりも「プラントDXのスパイダープラスです!」と営業をする方が、お客様にとっても受け入れてもらいやすいこともあります)
営業・サポート効率やブランディングの面で、専門部署を設立して運営していくという戦略とご理解いただければと思います。
第二弾:IoTスタートアップとのアライアンス
(1)MODE社との業務提携(アライアンス)の経緯
施策第二弾として、MODE社と業務提携(アライアンス)を発表しました。
MODE社は、シリコンバレーに拠点を置くIoTスタートアップで、データのリアルタイムセンシング技術とその分析力に強みを持っています。
クラウド上のダッシュボードに可視化するSaaS型テンプレートソリューションを提供し、様々な業種の顧客企業に対してIoTシステム構築のコストと時間の⼤幅削減を実現し、データ活⽤による⽣産性向上を⽀援されています。
MODE社とは、情報交換していく中でプロダクトに対する価値観や⽬指す⽅向性、創りたい世界観や他社との連携⽅針が⼀致していると分かり、
「⼀緒にできるのであれば早くやりましょう!」という事で、この度のアライアンスに⾄りました。
(2)業務提携(アライアンス)で実現したい事
プラント施設は敷地が広大な一方、配置できる人手に限りがあり、紙ベースの情報や保全記録により、最新の情報を大人数が効率よく確認することに膨大な手間がかかります。
加えて、計画外の稼働停止など重大な不具合を防止するための監視業務などに人員を配置するには限りがあることから、効率的な安定運用にも課題があります。
そこで、この度のアライアンスでは、SPIDERPLUSとMODE社の得意領域を掛け合せ、現場巡回で収集した最新情報を効率的に帳票化したり、設備機器等の稼働状況のデータをリアルタイムに計測、解析、可視化するような、
プラント領域のDXを推進するサービスの開発をともに進めていきます。
そして、MODE社は建設業界での導入実績もあることから、プラント業界のみでなく建設業界向けサービス開発への応用してまいります。
3.導入事例の紹介
(1)株式会社コベルコE&M様
兵庫県に拠点を置く神戸鉄鋼グループの株式会社コベルコE&M様です。
インタビューでは、導入のきっかけから、SPIDERPLUSの活用方法などについてお話いただきました。
SPIDERPLUS導入以前は、事前調査で1つの工事で2〜3時間が移動に費やされていたということや、プラント現場では図面など紙の資料を1か月で2〜3万枚印刷していたなどなど…
SPIDERPLUSがプラント業界で活用が広がる背景を知っていただけるインタビューとなっておりますので、ぜひご覧ください!
*本noteに関する注意事項
本記事は、情報提供のみを目的として作成しています。本記事は、日本、米国、その他の地域における有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。