「なぜ働くのか?」という問いは企業文化によってさらに深まる!
企業の文化づくりをお手伝いし、メンバーの”働く幸せ”と事業成長をサポートする「Cultive(カルティブ)」のマネージャー佐藤佳織(かおりん)とディレクター荒井萌(もえ)が、”働く幸せ”に関するノウハウからよもやま話までSpotifyで幅広く発信中!
今回は「なぜ働くのか?」という問いからよもやま話がスタート!ゆるりとした空気感はいつも通りに、古くから問われる深遠なテーマに挑みます。企業文化の話にもふいに繋がるポイントがあります。お見逃しなく…!
答えのない「なぜ人は働くのだろう?」という問い
荒井:特に終着点を決めていないのですが、今日は「なぜ人は働くのだろう?」というテーマを取り上げたいです!
佐藤:深い話だね。弟に同じことを聞かれる度に私はいつも沼にハマります(笑)。
荒井:かおりんさんはどう返答しているんですか?
佐藤:一緒に働いている人たちが好きで裏切りたくないからとか、お客さんから求められることに応えたいからとか答えるけど、明確な解はいつも出ないんですよね。もちろん、本当に思っていることばかりだけど。
荒井:ズバっと言えるものではないのかもしれないですね。
佐藤:答えを探して本も読みました(笑)。2007年に出版された田坂広志さんの「なぜ、働くのか ―生死を見据えた『仕事の思想』」という書籍です。もしよければみなさんも手に取ってみてほしいです!
荒井:どんなことが書いてありましたか?
佐藤:例えば「仕事の報酬は仕事」という話は本当にそうだなぁと思いました。能力が高まると周りからの信頼が得られ評価も上がるため、「あなたに頼みたい」と言ってもらえることが増える。それこそが報酬であるという話でした。ただ「なぜ働くのか?」は生涯の問いであると書いてありました。
荒井:本当にそうだな~。
佐藤:本には他にも「なぜ働くのか?」を悶々と考えるなかで「思想」が生まれると書かれていましたね。答えは出ないが、問い続けることで見えるものがあると。それを読んだときはすごく納得してしまいました。
理念やカルチャーがあることで問いが深まる
荒井:むりやり企業文化の話に繋げたい意図はないのですが、いまの会社で働く意味を考えるときに「働く意味が感じられるカルチャーがあるから、ここで働き続けたい」と思うことはありそうだなと。
佐藤:うんうん!ちなみに「なぜ働くのか?」という問いには私は一生答えを出せない気がしているし(笑)、それでいいと思っているんですね。そういう人もきっと多いと思っています。この問いに個人で答えを出すことが難しいからこそ、会社が理念やカルチャーを掲げることは大事になりそう。そうすることで初めて働く人は自分の感覚に近い場所を探すことができたり、会社を通じて社会貢献をしていこうと思えたりするのかなぁと。
荒井:何を大事にしたいのかを企業が明確にできると価値観の近い人たちが集まりやすくなるでしょうね。すると、同じことを大事にしている人と仕事ができるので、それが誰かにとっての働く意味に繋がるかもしれません。
佐藤:それはありそう。とはいえ、会社と自分の価値観が全く一緒にはならないからすり合わせていく必要があるじゃない?その過程で、自分はなぜここで働くのか、何のために働くのかという問いを改めて考え深めていけるのだと思います。だからこそ、会社側がどんなビジョンを持ってどういう事業をしたいのかを表明することは大事ですよね。そうしないと、働く人がすり合わせる対象がそもそもないですから。
「なぜ、いまこの事業?」社内からも生まれる疑問
荒井:先日、知り合いから近況を聞かれてスペサンの説明をしたんですね。 to C 向けのオリジナルウエディングと、to B 向けの企業文化醸成サービスである「Cultive」の話をしたら「え、同じ会社の話?」という反応でした(笑)。根っこでは繋がっているけれど、事業だけを見るとなかなか紐づかないようです。
佐藤:スぺサンは、個人の人生の幸せを考えたときにライフとワークの両方が幸せであることが大事だと考えていて、それに沿って事業を推進しているんだけど・・・。これは説明しないと分からないよね。こういう疑問は社外だけでなく、社内でも生じうる話だなと思います。
荒井:確かにそうですね!
佐藤:「なぜこの事業をやるのか?」をメンバーに対しても丁寧に届けることは大事ですね。ビジョンと一貫していないと「なぜこの事業を推進するのか?」と疑問を感じてしまうことは社内でも起こりうることだと思います。特に、たくさんの事業を展開するような大きな会社こそ丁寧な文化づくりが重要になりますね。
荒井:今日は「なぜ働くのか?」という問いをテーマにお届けしましたが、個人と企業がすり合わせるためには、企業側もビジョンや価値観などを深く考えていくことが大事だと思いました。答えは簡単に見つかるものではないかもしれませんが、これをご覧の方がいま働いている会社とすり合わせてみようと思うきっかけになったらうれしいです!
佐藤:そうですね!今日もありがとうございました~!
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「なぜ働くのか」
「仕事に何を求めるのか」
簡単には答えを出せない問いではありますが、だからこそ、メンバーのそういった疑問に答えられることが働きがいにつながりそうですね!!
かおりんともえちゃんがよもやまと話しているSpotifyトーク!気になる全編はこちらからチェック!
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