E-A-Tとは?SEOにおける影響度について
現在、SEOを考える上でE-A-Tが重要視されています。こちらのコラムでは、 E-A-T がSEOに与える影響について解説します。
E-A-TはGoogleがランキング要因として利用しているため、ページ制作をする際にとても重要な要素となります。
E-A-Tとは?
E-A-Tとは「Expertise・Authoritativeness・Trustworthiness」の3つの概念の略で、ウェブサイトやウェブページの「専門性・権威性・信頼性」を表し、「イー・エイ・ティー」と読みます。
対象ページやキーワードの検索順位を上げるには、E-A-Tを踏まえ、Googleに「高品質なコンテンツ」として認められることが必須です。
Googleは2016年3月28日に検索品質評価ガイドラインの一部を更新しました。その中でも注目されているのがこの「E-A-T」に関する項目です。 なお、現状のGoogleガイドラインにもE-A-Tの詳細が記載されています。
ここで強調されているのは、どのようなニュースや記事でも、必ずその専門知識に長けている方が存在するように、コンテンツでも権威性が優先されると考えです。
例えば、商品を販売するページなら、商品に対する「専門知識・スペック(仕様、特徴、価格など)・専門性の高い説明」があるかが重要となります。特に医療に関連するページであれば、医師のコメントや症例写真、施術料金、詳細などの記載があるかどうかが重要です。
専門知識・権威・信用性をコンテンツに持たせることによって、そのコンテンツ自体の信用度が上がり、ユーザーの満足度も上がります。
SEOで上位表示を目指すには「専門性・権威性・信頼性」といった高品質コンテンツが不可欠なのです。
E-A-Tを高める施策
今までのSEO対策は「良いコンテンツ」を作り、ユーザーにとって有益な情報を伝えることが重要でした。
しかし、E-A-TにおけるSEO対策では「何を伝えているか?」だけでは不足しており、「誰が伝えているか?」を記載することも重要となります。つまり、良いコンテンツ/良いウェブサイトを作成すると同時に、サイトの運営者や情報を提供している方の価値を高める必要があります。
上記の考え方を踏まえ、以下のGoogleが公表している情報をもとにウェブサイトやページを対策することで評価を上げることができます。
1.Expertise(専門性)
そのテーマを扱う第一人者として、専門性の高いコンテンツを提供しているかどうか。
同じテーマを扱う他のページと比べて、オリジナリティが高く、ユーザーが抱える問題を解決できるような専門的な知識を提供できているか。
2.Authoritativeness(権威性)
同じテーマを扱う業界内でも知られているか、社会的に知名度があるか。
数多くの外部サイトから言及、紹介されているかどうか。
メディア等への露出があるか。
3.Trustworthiness(信頼性)
運営元、企業の情報が記載されているか。
SSL化など、ページへのアクセスに危険はないか。
他サイトからコピーされたコンテンツが掲載されていないか。
まとめ
以上がE-A-Tについての解説でした。
コンテンツの充実化を図る上でE-A-Tは欠かせないポイントです。
現在、E-A-T対応ができているサイトやページの順位に変動は見られませんが、逆に対応できていないサイトは順位が変動している傾向にあります。
また、E-A-T以外にYMYLもコンテンツ評価の上で重要なポイントとなります。
コンテンツ作成をご検討中の方は、「YMYLとは? Googleが重要視する理由」の記事もご参照ください。YMYLについてはGoogleガイドラインにも記載されているので、E-A-Tと合わせて確認しておくと良いでしょう。
YMYLとは? Googleが重要視する理由↓
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