創造情報研究所

サイエンスライター・テクニカルライターとして、科学技術関連の記事の作成をおこなっていま…

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サイエンスライター・テクニカルライターとして、科学技術関連の記事の作成をおこなっています。 (ただし副業、平日の日中はエンジニアとして客先に常駐しています。) 得意分野は天文・宇宙関連です。 本業がシステム開発エンジニアなので、コンピュータサイエンスの分野も得意です。

最近の記事

    • 相対性理論

      1.イントロダクション実はあなたにとっての時間と私にとっての時間の流れは同じではありません。 時間は1日24時間で誰にでも平等といいますが、 アインシュタインの相対性理論によると、その人の置かれている状況や立場によって時間の流れは異ります。 例えば光速に近い速度で動いているロケットがあるとすると、そのロケットに乗っている人の時間は遅れて見えます。 2.相対性理論とはまず、相対性理論には特殊相対性理論と一般相対性理論の2種類があります。 時間の遅れは特殊相対性理論で説明できま

      • ゲーテルの回転する宇宙

        ゲーデルといえば、「ゲーデルの不完全性定理」で有名な天才数学者です。 彼はアインシュタインとも親交があり、相対性理論を数学的に研究していました。 その中で彼は1つの発見をしました。その発見とは、もし宇宙が全体的に回転していたら過去への移動が可能になるということでした。 ゲーテルはある軸を中心にコマのように回転する宇宙を考えました。 地球は地軸を中心に回転していますが、同じように宇宙全体がくるくると回転していると考えたのです。 回転軸の近くでは回転速度は遅く、回転軸から離れる

        • +5

          庭に咲いていた花たち

          ジョン・テイラー著「ブラックホール」の感想

          昔読んだブルーバックスの「ブラックホール」を読み返してみました。 1975年出版なので、40年以上前の本になりますが、書かれてある内容はそんなに古い感じはしません。 重力波の検出の試みやホーキング放射についても触れられています。 40年前でもブラックホールの研究がかなり進んでいたことがうかがえますね。 不可思議なのは5章「幻想的な内部の世界」に書いてある内容です。 回転するブラックホールに飛び込んで、リング状の特異点の内側を通り抜けるとホワイトホールのような領域を抜けて

          ジョン・テイラー著「ブラックホール」の感想

          サイエンスライター 創造情報研究所 の ポートフォリオ

          略歴大学では物理学を専攻しており、課外活動では天文研究会の会長を務めていました。 大学卒業後は IT エンジニアとしての勤務の傍ら、天文や物理の勉強を続けていました。 現在は、その知識や経験を生かして、サイエンスライターとして楽しく副業(複業)してい ます。 自己PR私は下記の専門分野についてのライティングを得意としています。 サイエンス系(宇宙・天文、物理、気象、化学) 科学に関する幅広いテーマに対応でき ます。宇宙、天文学、物理、気象、化学に関する興味深い記事や解説

          サイエンスライター 創造情報研究所 の ポートフォリオ

          自己紹介

          みなさん、初めましてサイエンスライターの浅山と申します。 創造情報研究所という屋号で活動しています。 ただし、これは副業で、平日の日中はシステム開発・保守の仕事を行っています。 金融系のシステムの客先常駐です。 子供の時から物理や宇宙の話が好きで、小学校4年の時にブルーバックス「四次元の世界」(都築卓司 著)を読んでいました。 大学では物理学を専攻しており、サークルでは天文研究会の会長を務めていました。 現在も天文・宇宙関連や相対性理論、量子力学の勉強を継続して行っていま