よく咀嚼せよ!
わたしはどちらかといえば内向的な人間で、あまり自分からガツガツ行く方ではない。小さい頃から、放課後遊びに行こう、と友達を誘うこととか、親しい友達にさえ話しかけるのをためらってしまうことが多かった。
なぜだろう、と考えると、それは相手にどう思われるかを気にしすぎていたからだろう。もし断られたら恥ずかしい、この世の終わりなのではないか、ってね。今考えると、そういう考え方をしてた事のほうが恥ずかしいし、自意識過剰だなと思う。自分に自身が無いくせにナルシスト、、、めんどくさいなぁ笑
お陰で、大人になった今(と言ってもまだ大人歴3ヶ月ちょっと)でも人と積極的に関わるのは得意な方ではない。誰かに話しかけるくらいなら、ひとりでいたほうがラク、という考え方も身についてしまった。そのせいか、一匹狼とか、精神的に自立してる、と言われることも多々ある。人に相談することもあまりないため、「ひとりで病んでるときもあるよ」というと、かなり驚かれる。
だが、唯一何でも話せる、というか、話してしまう存在がいる。それは母だ。そもそも、悩んでる、と口に出して言わなくても、心の中を見透かされている気がする。すべてを話さなくても、すごく斬新な方向から、しっくりくる答えをくれるのだ。
だが、ひとり暮らしをはじめると、そうとは行かなくなった。母と話すのは電話で週に一度だけ。毎日LINEはするけど、文章ならいくらでもいろんなことを偽れる(見透かされてるかもしれないけど)。
そんな訳で、年頃のムスメ(わたし)は母に言えないような悩みを抱えてしまったのである(詳しくは言えないけどある男の人との話)。その悩みは中々手強いもので、母に言ったら悲しんでしまうことである。ここ2、3日は、夜になると子どものように声をあげて泣きたくなるほどであった、、。自分の過去の行動が悔しくて、恥ずかしくて、、ずっと頭から離れなかった。一刻も早くこの問題をどうにかしたい!そう思えば思うほど、悩みの沼は深くなった気がする。
でも人間とは意外とあっさりしたもので、別のことに夢中になっていたら、まあいいや、と思えてくるものである。問題自体は解決してないが、ずっと悩んでいればいいというものでもなく、一回客観視することが重要なのだ。
と同時に、そうだ、わたしの人生はこの悩み事だけではない、他の世界もある、と気づくこともできた。その悩みが0になったわけではないけれど、他のことを考える余裕もで来たことに気づく。よって、四六時中その悩みと格闘するのではなく、共存していけばいいと思った。すぐに白黒つける必要はない、自分の中でよく咀嚼すべきである。
まぁ、この考えに行き着くまでに、ある程度悩み倒さなければいけない気もするが、どうにかなるだろう。一年前の自分が悩んでいたことを思い出せるだろうか。あるとくべつなあるとくべつな場合を除き、去年の自分と同じ悩みを持ち続けている人はいないだろう。あったとしても、なにか状況は変化しているはずである。
よって、悩みは無理にすぐ解決しようと思う必要ない。その考えこそが、悩みを悩みたらめてしまうのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?