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紙とペンさえあれば良い
私が大好きなミュージャン 忌野清志郎。
彼は、音楽だけでなく、絵の才能もありました。
そんな彼の言葉の中に、タイトルの一文があったように思います。
彼の著書の中でそう書かれたいたような、いなかったような。(遠い昔の記憶なので、間違っていたらごめんなさい。)
清志郎という人は、文章力はさることながら、独特の表現力で読む人を引き込む才能溢れる人でした。
読み物として本当に面白いです。
清志郎曰く、絵というのは、紙とペンさえあれば誰にでも描けるのだと言っています。
いつでも、どこでも、この2つさえ有れば描けるのだと。
お金なんてかからない、いつでも始められる。
みんなも絵を描いてみないか?と。
当たり前の事を言っているようですが、私はとてもこの言葉に感銘を受けました。
何も無い所から、何かを作り出す。
0から、1を生み出す作業というのは、根源的に素晴らしい事であると思うのです。
彼には、絵が有りました。
いえ、絵だけじゃない、音楽だってそうだったでしょう。
しかし、私には何が有る?何が描けるだろう?と考えてみたら。
「文章を書く」ことだと直感しました。
絵の才能は、残念だけど1ミリも有りません。
その前に、下手くそな絵を描きたいとは思わない。
では、文章は?
いや、いや、自慢などできないし、自信も全く無い。
それでも書くことは純粋に楽しく、一度机に向かうとペンが止まらなくなります。
書きたい思いが強すぎる時、気が付いたらあっという間に1時間、2時間をゆうに超えていたりします。
そんな経験の中で、私は、書くことが好きなのか?と自分で思い込んでしまった節があります。
「紙とペンさえあれば良い」
なんか、カッコ良いな。
「私の商売道具は紙とペンです。」
なんて言ってみたい(笑)
いやいや、ChatGPTだとかAIだ〜などと言う時代に、私は一体いつの時代を生きているのか?
完全に過去にしがみついて生きている者の発言でした。
紙とペンという表現は、流石に古すぎるかもしれません。
けれど、パソコンやスマホ、タブレットさえあれば書けるし、描ける時代です。
昔と現在では、クリエイティブな作業に用いる道具が大きく変化しました。
よって、「パソコンさえ有れば良い」に変更します!
清志郎の言葉は、私に創作する事の素晴らしさと楽しさと喜びを教えてくれたように思います。
もっと自由に君の言いたいことを言えば良いのさ。
そんな世の中でなくてはならないんだよ。
生前、彼はこんなメッセージを歌に乗せて私達に何度も何度も伝え続けてくれていました。
彼は、この世に居なくても、彼が残してくれた魂のメッセージは、ずっとずっと私達の中に生き続けています。
一人ひとりの自由を守らなければいけない時に来ているのかもしれません。
今日も投稿できたことに感謝します。
読んでくださった方々、ありがとうございました。
今日が、そして明日も皆さまにとって幸せな1日となりますように。