他責思考が招く課題と、新卒人材に期待する役割
最近、メディアや職場での議論が増えていますが、結論が曖昧なまま終わることもしばしばです。話し合いは重要ですが、目的が不明確なまま、何となく決定されてしまうことがあります。日本特有の「忖度」が影響しているのかもしれません。
メディアでは、優秀なファシリテーターが議論を導くものの、全員の意見がうまく取りまとめられないこともあります。結局、意見が強い人や、既得権益を持つ人たちが主導権を握りがちです。中には、物事の本質を見抜く少数派が存在しますが、こうした発言が感情的な反発を招くこともあります。
「そもそも論」が議論の軸として欠かせませんが、実際にはそうした視点が抜け落ちがちです。エネルギーに満ちた人なら何とか進められるかもしれませんが、多くの人は働く目的を明確にしないまま、日々を過ごしています。
一方で、優秀な人材は働く目的がはっきりしており、社会への貢献を意識しています。彼らは迷ったときに「そもそも何のために働いているのか」を振り返り、自分で道を切り開いていくことができます。
しかし、働く目的が曖昧なままの人たちは、不満を抱きがちで、他責に陥る傾向があります。仕事でうまくいかないと、それを他人のせいにし、自分の責任を感じにくくなるのです。
こうした課題を克服し、組織全体を成長させるためには、働く目的が明確で、社会への貢献意識を持つ人材が必要です。私たちは、そんな前向きで自走力のある優秀な新卒人材を採用し、一緒に課題を解決していきたいと考えています。
彼らと共に、働く目的を明確にし、自分たちの力で未来を切り拓いていきましょう。