"育児"と"仕事"と"わくわく"と
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
自然栽培農家-そよかぜ農園-
米粉のおやつ-イツモノ- です。
ご無沙汰してしまってすみません…
イツモノのイベント出店や予定が
立て込んでおりまして
なかなか書けずにいました…
(なんだかんだ書くのに2時間はかかるもので)
今回は3人育児をしながらも
なんとか自分のやりたいことを模索し
よちよちと少しずつ進めてきた
そんな視点から書いてみようと思います。
-3人の出産•育児-
我が家には今、8歳•6歳•3歳の3人の子ども
がいます。
そして、実家は夫婦二人とも東京なので
近くに親族も誰もいない。
1人目はすべてが手探りで
周りに頼れる人もほとんどいなくて
幸せながらも、結構大変で泣いていた頃。
2目は一人目のお手本があるものの
2歳差ということもあり
ここが一番辛い時期だった記憶が…
(もはや記憶がとんでいる)
3人目は自分にも余裕があり
イヤイヤ期とかあったのかもしれないけど
可愛くて気にならないレベル。
(しかし、一番やんちゃでお店とかには入れられないタイプ)
そんな感じで今までの10年は
自分1割:こども9割
みたいな生活で
ほとんど自分に向き合えなかったし
自分のことは後回しで
自分が何を"好き"かすら
分からなくなっていました。
自分たちで決めて生まれてきてくれた
こどもたちなのだから
泣き言なんて言ったらいけないかもだけど
本当に大変ですよね、子育てって…
夫婦間もギクシャクして喧嘩も多かったし
家出もしたし、振り返るとめちゃくちゃ
だったなぁ(笑)
こどもが増えるに連れ
私が畑にほとんど出られなくなっていって
今まで二人でやっていた作業が
主人一人にのしかかってきて…
そんな中、家にいることが増えた中で
「何か私に出来ることはないかなぁ?」と
とりあえずうちの小麦でお菓子を
作り始めたのが6年前。
米粉で作り始めたのが5年前。
そこから地道にスローペースで
進んだり、とまったりしながら
お菓子作りを進めてきたのでした。
(3人目は切迫早産で自宅安静)
-イツモノをはじめて-
そのお菓子がやっと形になり
2021年2月に"イツモノ"がOPENしました。
2011年に移住してきたから
ちょうど10年経って、本当に、ようやく
私ができるひとつの仕事を
スタートすることができたのです。
OPEN当初は
"そよかぜ農園 もうひとつの たのしみ"
と思っていたし
今もそれは変わらないけれど
今はVillage Market Tsukubaに出店したりして
より多くの方に手にとっていただけて
私の人生のテーマのひとつである
"人生は喜ばせごっこ"
というもっと大きな夢になりました。
喜んでもらえたら、もう私はしあわせで
それが目的であって
お菓子というのはツールなのです。
その大きな目的があるからこそ
お菓子を作って届けることが
もっと愛おしくなったし
もっと大切なものに変わっていっています。
-やっと、楽しめるようになった-
そして、その10年の期間を経て
ようやく自分のやりたいことだったりに
目を向けられるし、動けるようになって
「長かったな…」とも思うし
「やっとできるじゃないかー!」と
とってもわくわくしています。
最近、素敵な友達もいっぱいできて
本当にたのしい!しあわせ!
ってInstagramとかでも言っているけれど
10年経ってようやくなので
言わせていただきたい!のです。
ちっちゃい話だと、赤ちゃん期間中って
洋服も授乳できるかどうか基準だし
ピアスやネックレスも引っ張られちゃうから
アクセサリー系も付けられないし
絶対何かしらで汚れるから
そんなに好きなものも着られないしで
我慢することも多いんですよね。
そして、それもやっと自由になったことで
"自分の好き"を追いかけられるようになって
今を楽しめるようになってきました。
こう考えると、もう一回言うけれど
本当に長かったな…
-でもね-
と、子どもを理由に自分の駄目さを
つらつらと書いてしまいましたが
それでも、子どもたちは本当にかわいいし
本当に愛おしいし
子どもたちがいない人生なんて
今となっては考えられない。
たっくさんの事を日々教えてもらって
私を少しずつ大人にしてくれている。
私を母にしてくれて
私達のもとに生まれてきてくれて
私はとってもしあわせ者です。
これからも「ありゃ〜」と大変なことは
沢山あるのでしょうが(今もあるけど)
一緒にいられる時間を大切にしていこう。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
まとまっているのか分からないけれど
とりあえず、世のお母さんお父さん
お疲れさまです!
そして、子どもたちにありがとう!
-そよかぜ農園-
-イツモノ-