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おじいちゃんとの思い出が度々重なった日のこと。
先週、25年ぶりくらいに、子どもの頃に松戸のおじいちゃんに車で連れて行ってもらっていた流山公園に行った。
その公園には楽しかった思い出、おじいちゃんとの思い出がいっぱい詰まっていて、一人で泣きそうになっちゃった。
もちろん、あの頃とは遊具は変わっていたけれど、立ち入り禁止エリアに当時の遊具が少し残っていて、じ〜んとしてさ。
子どもの頃、おじいちゃんと来ていた公園に、今は自分の子たちと来ている。
その命が繋がっていることがなんだかじわじわと感動して、感謝が湧いてきた。
またつい最近は、県民の日ということで家族で動物園&遊園地へ。
そこでは、どこかのおじいちゃんと孫がジェットコースターに乗っている場面に遭遇した。
私が小学生の頃、私たち家族と松戸のおじいちゃんとでオーストラリア旅行をして、お姉ちゃんとおじいちゃんでジェットコースターに乗ったのがとても印象的で
「おじいちゃんジェットコースター乗ったの!?笑」
「(一同)笑」
というのが、とっても楽しい記憶として残っていて、その遊園地での光景を見た時に、オーストラリアの記憶を思い返して、そこでもうるうるしてしまった。
松戸のおじいちゃんは、おばあちゃんにはちょっと厳しかったけど(昭和の男というのか)、子や孫、動物(愛犬•太郎もいた)にはとにかく優しくて、大好きだった。
いや、今も大好き。
とても動物が好きな人で、きっと何かテレパシーを使えたのだろうか…?
一度、カラスを連れて帰ってきたことがあるという逸話をもつ。笑
おじいちゃん曰く
目が合ったから「うちに来るか?」
と聞いたら、肩に乗ったそうな。
結局、おばあちゃんに「返して来なさい!」
と言われ、返してきたとか。笑
何かと面白いんだけど、尊敬もしている。
おじいちゃんは戦争を経験していて、お父さんは確か戦争で亡くなっている。
四人?五人?だっけな?の長男で、人の為に生きることが多かったと思う。
おじいちゃんには学歴はなく、手先が器用なので町工場で働いていた。
なぜ学歴がないかと言えば、弟たちの大学までの学費をおじいちゃんが稼いでいたから。
自分は学校へは行かず、弟たちのために働いた。
東京の空襲にもあっていて、草履の踵に爆弾がのったと言っていた。
不発弾だから助かったものの、それが…と思うとゾクゾクするし、それがあったら私は今ここにはいない。
そうそう、不思議なことで言えば、おじいちゃんが亡くなった瞬間に
「あ、おじいちゃんを近くに感じる」
と思った感覚が忘れられない。
おじいちゃんの最後の数年は、誰が誰か分からなくなってしまう感じだったから、亡くなった瞬間になんだかあの優しいおじいちゃんがまた身近に感じられた。
でもね、私は確信していることがあってさ、名前も分からなくなっている状況でも、全て忘れているわけじゃない。
おじいちゃんが最後の方、入院している時、私は松戸まで何度も通って、一緒に病室にいた。
何をするわけでもないけど、近くにいたかったから、本を読んだりしていた。
布団が落ちちゃった時に掛け直ししてあげたら
「ありがとう」
と、かすかに言ってくれた。
私がいない時におばあちゃんが
「のんのんが来てくれたよ」
と、おじいちゃんに声をかけたら
「のんのんは、のぞみだろう?」
と、かすかな声で言ってくれたらしい。
その話を聞いたとき、私は涙が溢れてしまった。
で、その身近に感じたのが不思議な感覚は、私をそっと守ってくれている感じがしたんだよね。
守護霊っていうの?
その辺は全然詳しくないけど、勝手にそう思っている。笑
なんかそう思うと嬉しいし、いい解釈をしていこうと思う。笑
そんなことが重なり、おじいちゃんたちのことを思い出して、命の奇跡、命のバトンを感じていたら、そこにトゥーランドの「先祖供養」の動画がでてきてビックリしたのだった。
ちょっと、リンクしすぎー!と。
しかも「命のバトン」というワードをストーリーでも書いていた後に、その動画を観たら「命のバトン」って言ってて。
そもそも、トゥーランドはよく観るけど、トゥーランドの小部屋(切り抜き)はなんかいいかな〜と思ってスルーしてたんどけど、でもそれだけ気になったから開いたんだよね。
そういうタイミングってあるよね、時折。
"先祖供養をしている人の方が運気が上がる"
的なことだったけど、それはそうだろうなぁと思う。
ご先祖様を大切にしている人って、きっと周りの人たちも大切にするもんね。
私は先祖供養というか、ただおじいちゃんの事を思い出して、感謝が湧いただけどけども(その時は父方、母方、どちらのおじいちゃんのことも思い出してた)、その身近なところから思い返して感謝することからでもいいのかもね。
私たちが今ここにいるのって、ご先祖様からの命のバトンなのは確実で、感謝で溢れるもんね。
そんなおじいちゃんからのご先祖様を想った、最近でした。
ではまた!
nön