体重計 後ろから乗るか 横から乗るか
と、岩井俊二のようなタイトルをつけてみたが、べつに乗り方の話を書きたいわけではない。
何年も前からW社の体重計を愛用している。いわゆる「スマート体重計」というやつで、Bluetoothでスマホと繋がる。アプリでは体重や体脂肪率、水分量などを折れ線グラフにしてくれる。
いまアプリを開いてみたら、この10年で6kg増えているということを教えてくれた。(※6kgも増えたと書くのと6kg増えていると書くのでは印象が違う) あの頃の体重に戻せるのなら戻したい。
📈グラフをみると、ああ、この年に一気に太ったんだな=暴飲暴食したんだな、ということや、このへんはコロナ禍で家にこもってキンミヤばかり飲んでいたな、ということの補助線になってくれる。
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年末にチョコザップの小さな体重計がやってきた。これまたBluetoothで繋がるタイプで、W社のものに比べるとかなり小さい。足をのせるとはみ出してしまうようなサイズだ。10年前の体重計と比べるとだいぶ軽いしスマート。
チョコザップのアプリに繋げると、W社と同じように折れ線グラフを出してくれる。接続が切れるとアラートが出る。通知がうっとおしいのでiPhoneの設定で通知を全OFFにしてもアラートが出る。おそろしく結果にコミットしてくるやないかい、、、
最近は寝ている間はドラクエウォークのアプリが睡眠時間測定みたいなことをしている(ゲーム内のアイテムがもらえる)のだが、チョコザップのアプリを終了しておかないと接続切れた!接続!とやかましく割り込んできて睡眠時間が記録できない。
こんなことならW社の体重計で測定して手入力するほうがいいや、10年来の折れ線もあるし、と思って、チョコザップの体重計は使わないことにした。誰かほしい人がいたら差し上げたいくらいだが、会員じゃないとアプリ連動はできないと思われる。
🍫
ふと、二つの体重計に順番に乗ってみた。チョコのほうが600g重い数字が表示された。たかが600g されど600g この差は大きいぞ。
600gのステーキ、600mlのビール、600gの米。
そんなものを思い浮かべながら「私にとって、600gの差は一年分の差なんだよなー」と思った。今まで続いてきた右肩上がりを、水平に、そして下降傾向にしておくれよチョコザップ。
10年連れ添った、わがままバディを乗せつづけてきたWithingsさんは引き続きよろしくお願いします。もうすこし痩せますので。