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芥子も紅生姜もちょっぴりがおいしい

悲しいときー もやもやするときー

牛丼屋で肉やたまねぎが見えなくなるほど全面に紅生姜をのせる人をみたときー

ラーメン屋で無料のネギを何度も何度も追加して食べ尽くす人をみたときー

鰻屋で山椒をこれでもかというほどふりかける人をみたときー

別にマナーやルールに反しているわけではないんだけど、、、見ていて悲しくなる。勝手にもやもやする。

人の食べ方にとやかく言うもんじゃない。

…ということは頭では理解しているが「それ、せっかくの料理、せっかくの味付けが台無しだよ〜もったいない〜」と思いながらついつい観察してしまう。

🍢

セブンイレブンでおでんを買った。レジ前のやつではなく袋に入ってるやつ。家にからしがなかったなと思って、調味料売り場でPBのからしチューブも買った。

帰宅しておでんをあたためながら、からしを器のへりにちょいっとつけた。親指の先くらいの量。もうちょっとつけるか、とその隣にワンモアちょい。食べてる途中でもうひとちょい追加した。

そのとき、あ、牛丼屋で見かける紅生姜おじさんもこんな状況なのか?と思った。最初はすこしだったのが、もう少し、もう少し、とエスカレートして、全面ピンクモンスターになってしまったのかもしれない。

頭では分かっていても、手が勝手に動いてしまうモンスター。家族や同僚に「俺はこの食べ方が好きなんだ」「こうしたほうが絶対に美味い」と豪語してしまったばっかりに後戻りできないモンスター。

哀しいね。

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