翻訳できな英文と出合った時私はどうしたか?
「2次面接の対策はどうやったらいいのだろうか? 」今まで1次筆記試験で落ちてばかりいたので、2次面接の練習はしたことがなかった。
ちなみに1次試験の落ちた回数を手元の受験票で確認すると、6枚までは見つけることができた。恐らく6回以上だと思う。
そんなことを思いながら、2次面接の試験準備をするために色々検索し始めたが思いがけないことを見つけてしまった。と言うよりか見なかった方が良い気がしたのだ。
私が初めて英検を受験したのは、高校生の頃だった気がする。受験も終わり、何かすることはないかなと思いながら、ふと英検の勉強でもしてみようと思ったのだ。3級ではあったが、それなりに勉強をした気がする。
受験人数が多ければ、通っている学校で受験可能だったのだが、受験人数もすくなかったので、他の高校まで行って受験した記憶がある。
そこは、地元で一番有名な進学校。絶対この高校の門だけはくぐることがないのだろうと思っていたが、このタイミングでくぐるとは夢にも思わなかった。
受験会場の教室を探して受験した。恐らく2回位で合格した気がする。そして、2次面接。もちろん、面接の勉強もせずに、なるべく多くの単語を覚えて、なんとか合格した気がする。
それから、15年以上経過したある日。その日は、京都へ観光旅行に来ていた。電車の中での場面。異国の観光客が不安げに電車の内の情報を収集している。そんな時、先ほどまで数人と談笑していた一人の日本人の女性がスーッと観光客の横で、まるでその空間が異国になったかのような感じがした。流暢な英語で彼らの不安を取り除く。私の中で「これだ! 」と何かが閃いた。
これが私が英検を再び初めたきっかけである。
旅行から帰るとすぐに英検の情報をかき集めた。
まず、何から手を付けていいのかわからない。参考書を買いに本屋さんへ行くが、どの参考書も買っておいたいい気がする感じがしてきた。やはりここは、民主主義の投票形式に頼ることにした。一番売れている参考書を購入し、勉強し始めた。が、まず思ったこと。
単語が読めない。
そう。発音できないのだ。いや、「egg」的なものはわかるのだが、生涯初めて聞いたような単語がずらりと並ぶ。と言うかこれ英単語?と言う位の自分の英語力の乏しさが表れてしまった。
わからない単語をピックアップして、辞書を引く。このことを繰り返す内に、あることに気づいた。「何かさっきと同じ単語を調べた気がする」そうだのだ。覚えらないから何回も同じ単語を引いていたのだ。
そこで、色々試してみた結果、一番分かりやすかったこと。それは「フィルムふせん」という透明な高さ4mm幅40mmのふせんを、分からない単語に貼る。そして、同じ単語を2度目に引いたら、引いた回数を左にマークして言った。
そうすることで、覚えづらい単語が一目瞭然で解る様になった。覚えにくい単語のみをピックアップすることで、覚えやすさがますのだ。
そして、試験当日。自信は少しあったが、やはり、不合格。そして、分析を始めた。色々情報を確認すると、過去問に手がかりがありそうだと言うことが分かった。
ここで、考えついたのが、「過去問単語完全攻略」法である。勝手に名づけておいてなんて分かりやすい方法なのだろうと自身を褒めるのはこれ位にしておこう。合格もしていないのに、足元をすくわれるのではないかという不安が募ってきたので、謙虚な態度に自分を律する。
何かと言うと、過去問に記載のある単語を全て暗記するのだ。見えないゴールに向かって走るのではなく、見えるゴールを自分で見つけたのだ。辞書で引いて付箋を付ける。この繰り返しを飽きることなく続けて見た。
ある程度の所で、自分自身が飽きてくるのかと思いきや、やはり根っこからの英語好きの様である。全然苦にならいのだ。
この手法で5回位落ちて微調整した後、ようやくなんとか、1次試験を突破したのだ。やはり、過去問。最強である。そして、2次試験。ん? 2次試験? 全く勉強の方法が解らない。全然浮かばない。
なぜなら、面接である。よって一人ではできないのだ! これは困った。さすがに困った。インターネットで検索すると、2次試験の流れは書いてあるがやはり、人対人。練習方法が解らない。
これは、腹を括って、過去問に頼る他なかったのだ。2次試験の過去問の単語を拾い集め暗記して、声に出して練習する。繰り返し、繰り返し声に出した。声に出せば発音もそれなりになって来るはずだ。あっと言う間の試験
当日が来た。試験会場に行く。
自分の番になるまで、教室に待機している。グループ毎に呼ばれていざ面接である。周りの人達が入室時に何か言っている。ん? んん? よく聞き取れない。「May I come in? 」と言っている気がした。正直に告白しよう。実はこの文章訳せなかった。
訳せない文章は使わない主義なので、そのままノックをして、「Hello! Good morning! 」と能天気にも程がある位の明るい笑顔と態度で、面接に臨んだ。
そして、数日後合否通知が自宅に届いた。結果は合格だった。その週末は大好きな赤ワインの「メルロー種」 で合格を祝った。
そうだ! 思い出した!「May I come in? 」一体どうゆう意味だったのだろうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
英検2級の面接対策は、本当に何を参考にすればいいのか分かりませんでした(笑)。
おそらく、インターネット等情報から手繰り寄せた記憶があります。
試験内容をあまり記憶していないので、かなり緊張していたのだろうとおもいます。