踊りたかったのか、私は。
これまで自己表現してこなかったから不満を抱えていたのだ、
ということはわかったものの、
何の手段で表現したいのか、よくわからない…
と思い悩んでいました。
そんな中、
少し前からインスタで気になっていた、
イラストを描かれてるヒプノセラピストの方のセッションを受けました。
そこでヒプノセラピーに入る前のカウンセリングで、
子どもの時は表現することをしていたのか?
なぜやめたのか?
という話になった時、
子どもの頃ダンスをやっていて、
好きだったし、結構得意だったけど、
中学生の時の発表会でトラウマ的なことがあり、
居た堪れなくなって、
その発表会以来ダンス教室に行けなくなってしまった、
という話をしました。
人には、
受験勉強を理由に辞めた、
とずっと説明してきたので、
自分でも私は受験のためにダンスを辞めたのだと思い込んで、
この時のトラウマについては、
つい最近カウンセリングを受けた時に、
思い出したくらいでした。
そうしたら、
それじゃないですか?踊りたいんじゃないですか?
と。
実は私は娘のバレエの発表会で、
コンテンポラリーダンスを素敵に踊る高校生達を見て、
泣きそうになったこともありました。
それは美しいものに触れて感動の涙、
ではなくて、
「私も辞めてなかったら、あんな風に踊れていたのかな?」
という悲しみの涙だったのです。
それほど、感情が動くことだったんですよね…。
noteを始めて2つめの記事で、
(「さあ、これからは自己表現していこう。とはいえ、どうやって?」)
SiaのThe Greatestという曲のミュージックビデオで、
才能あふれるMaddie Zieglerと48人のダンサーによるダンスを見て、
涙が止まらなかった、
と書いたのですが、
「何か自己表現したい」
っていうより、
まんま
「踊りたい」んじゃん!
とそんなことにも気づかないくらい、
蓋をして封印していたのですね。
正直、
中年でもできるダンスはないかな?
フラメンコやフラダンスやベリーダンスなら、
中年がやっていてもおかしくないよね…、
とか思ったことはあったんです。
でもやりたいのはコンテンポラリーダンスなんですよね。
何か代わりのもの、
第2希望、第3希望のもの、
じゃなくて、
ど真ん中の望みを叶えることでだけ、
インナーチャイルド、または、
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』のJulia Cameronが言うところの、
アーティスト・チャイルドを喜ばすことができるんですよね。
セッションの次の日、
Youtubeでコンテンポラリーダンスのチュートリアルを見ながら、
踊ってみました。
たった10分未満でしたが、
心が喜んでいるのが感じられました。
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