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「彼氏がいるんだったら友達にならなきゃよかった」と「近くの人を笑顔に出来ない人が?」から考える、トラペジウムが描いたアイドル像とは

「完成、したね」 「今更だけどね」 X上で度々このシーンの議題が上がるので、元々トラペジウム合同の寄稿文B案として書きかけで下書きに放置されてた物を加筆して完成させました。 アイドルの輝きはア・プリオリではない 東ゆうは『可愛い女の子はアイドルになるべきだ』と心の底から思っている。綺麗な服を着て、可愛い髪型をして、たくさんの人を笑顔に出来る最高の職業なんだからなりたくない女の子なんて居ない訳がない。可愛い女の子はアイドルになるのが一番輝く方法だと。   しかし彼女は光る

    • アニメ アイドルマスターシャイニーカラーズ先行上映全6作を全て見終えて

      シャニアニ2ndseason第3章を見ました。 長い戦いがやっと終わった気分です。 1stseasonの感想はこちら 2nd1章を見てきた時の感想はこちら という事で2章の話から1話ずつ思い出しながら書いていきます。 5話 ノクチル回。天塵回ですね。1章見終わった時に季節ズレてるから海に飛び込まない天塵は天塵と呼べるのか?という話をしましたが、まぁこれは天塵とは呼べない。 5話は天塵前半部分のアニメ化だけに止めてアニメオリジナルである6話と合わせてある程度納得は出来

      • 見たよ、二期のやつ。映画館で。

        シャニアニ2nd season第1章見てきました。 いやー、1st seasonに比べたら格段に見やすくなってましたね。 普通のアニメとして楽しめるレベルだし、特に4話のライブシーンは演出の人が1人増えてた影響もあるのかないのかそこら辺は分かりませんが、シンプルにリアルライブらしさが増してた。 普通にアイドルアニメとして期待されるものの基準値は超えてきたなと思います。 初日に絶賛される意見が多かったのも頷ける出来。 ただ自分はめんどくせ〜オタクだからどうしても不満があるので

        • 楽曲と真剣に向き合った、アイドルの原点とは向き合わなかったシャニアニ アニメアイドルマスターシャイニーカラーズ感想

          まずはじめに アニメアイドルマスターシャイニーカラーズ1stシーズン10話まで、およびenza版アイドルマスターシャイニーカラーズのコミュのネタバレを含みます。 シャニアニの良かった所 タイトルにもある通り、楽曲に真剣に向き合ってくれた部分。 16人全員漏らさずに描こう、表情豊かにしよう、視線の細かな揺れ動きで感情を表現しよう、楽曲の魅力を伝えよう、楽曲をベースにしてユニットの方向性やアイドル性を表現しよう、ステージ毎に音響を変えよう。 この取り組みは素晴らしかった。

        「彼氏がいるんだったら友達にならなきゃよかった」と「近くの人を笑顔に出来ない人が?」から考える、トラペジウムが描いたアイドル像とは

        • アニメ アイドルマスターシャイニーカラーズ先行上映全6作を全て見終えて

        • 見たよ、二期のやつ。映画館で。

        • 楽曲と真剣に向き合った、アイドルの原点とは向き合わなかったシャニアニ アニメアイドルマスターシャイニーカラーズ感想

          トラペジウムはOP映像に全てが詰まっている という話

          ※まだ本編を鑑賞していない方は初回視聴の体験を損なう可能性があります 皆さん、トラペジウム見ましたか? 私は初回見てから一日東ゆうの事で頭が支配されて原作小説買って即2回目行ってサントラとつばさ文庫買って2週目の来場者特典欲しさにもう1回見に行こうとしています。 あの来場者特典はズルいって~。 さて、タイトルにある話。 X(旧Twitter)で感想を流し見してる時に「主人公がなんでアイドルに憧れたのか分からない」という感想を結構見かけました。 ちょっと待って!それ全部O

          トラペジウムはOP映像に全てが詰まっている という話

          自分の星の輝きを見失っていた少女の残酷な夢の続きを描いた映画『トラペジウム』を見た

          きっかけは酷評から アイドルゲームは好きだがリアルアイドルに興味はない。 友人のVtuber好きから星街すいせいが映画の主題歌をやる!とは聞いていたがそれだけで映画館に足を運ぶほどホロライブのファンでも無い。 そんな自分が映画館に足を運ぶ理由になったのは公開直後に酷評に近いPOSTがRTされてきたのが理由だった。 元アイドルが執筆した小説の主人公がそこまで露悪的ならばちゃんと自分の目で確かめないといけないと思った。 これは4人の少女がアイドルを目指すお話…ではなかった

          自分の星の輝きを見失っていた少女の残酷な夢の続きを描いた映画『トラペジウム』を見た