女の悩み 結婚と出産
「結婚しないの?」「子供はいつ?」そんな風に聞かれる年齢になった。私の周りも、そういった質問を親族や職場の人から聞かれるという。私の場合は、子供について言われる。「子供はいいよ。」「若いうちに産んだ方が絶対いいから!」「自分の子ってやっぱりかわいいもんだよ。なんてことを何度も言われてきた。その他にも、子連れの友達といただけで見ず知らずのおじさんから「あんたも早く産みなさいよ」などと言われたこともあった。それらの言葉を聞くたびに、いつも胸が痛くなる。なぜなら、私はこどもが大好きだからだ。しかし、病気のせいもあって産むことは無理に等しい。しかし、そんなことも知らずに軽く言葉を投げかけてくる人たちがいる。悪気のない言葉が私に突き刺さってくる。結婚をしないのかと聞いてくる人たちについても私は疑問を持っている。なぜそもそも、みんながみんな結婚願望があると思っているのだろうか。一人でいるのが好きな人だっていてもおかしくないのに。無理に好きでもない人と結婚するくらいなら、私は結婚しない人生の方が幸せだと思うし、有意義ではないか。
こどもについては嫌というほど悩んできた。養子のことも考えたりした。しかし、諦めるほか道はないというのはわかっている。私が子供に執着してしまうのは自分の生い立ちもある程度関係するが、なにより多くの子供たちがたくさんの愛情を感じながら健やかに育ってほしいのだ。
きっと出産適齢期の年齢の内は何度も悩み続けるのだろうし、さらに心無い言葉をこれからもぶつけられるのだろう。産みたくても産めない人がいることをもっと多くのが知ってくれればいいのにと思う反面、デリケートな話題には気を付けた方がいいということを気づいていない人たちに教えてあげたい。