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「春のまんなか~名曲『花』知っていますか?~」
このところお天気が続き、桜も見ごろのピークが過ぎ去ろうとしている。
先週は曇りがちだったけど桜は満開だった。
せっかくの美しい桜を愛でるため、かろうじて晴れ間がでそうな日に友人と小さな公園で花見をしたのだが、きっと名所と呼ばれるところでは、お花見を楽しむ人でいっぱいだったのだろう。
「は~るの~、うら~ら~の~、す~み~だ~が~わ~・・・♪」
(「花」 作詞:武島羽衣 作曲:滝廉太郎)
隅田川は見たことないけど、つい歌いたくなるような気分である。
中学一年生に進級したばかりのころ長男が
「いやあ~、俺ってさ、この歌の題名はてっきり『隅田川』だとばかり思ってたよ」
と言っていた。
(そういえば、当時どこかのTVでも「この歌の題名は?」というクイズで三択だったか四択だったか、「春のうらら」とか「隅田川」とか「春」などが他にあったような…。)
私が「やだなあ、『花』だよ!滝廉太郎が作った曲じゃない」というと、
「『花』!?へえ…なんで??」などと言う。
たぶん、最後まで歌った事がないんだ。
っていうか、最後まで歌詞を知らないんだと思う。
で、最後まで歌ってあげて、
「櫂のしずくも~、花と散る~、眺めを何にたとうべき~♪というわけで、『花』なの!」
と教えてあげたのだが、たいして興味も持たず違った愚問をまたぶつけてくる。
「ええっと、滝廉太郎って他に何を作ったんだっけ…?」
「一番有名なのは『荒城の月』だよ!!」と言ってから歌ってやったが、もうほとんど聞いちゃいなかった。
ちぇ…。
まだまだ風流をわかる年にはなってないな。