洋食とカレーと天ぷら 千代田区デジタルスタンプラリー
千代田区の飲食店を巡るスタンプラリーでは、5店舗で食事をしてスタンプをためるごとにオリジナルのカードが1枚もらえる。カードがすごく欲しいというわけではないが、どうせやるなら5店舗は廻りたい。
連雀町の蕎麦屋を攻略した翌週は神保町のランチョンへ行った。洋食屋というよりはビヤホールが本来なのだろうが、ランチタイムには日替わり定食やオムライスを求めてサラリーマンたちがやってくる。(おじさん率高め)
驚いたのが、チェコのピルスナーウルケルがメニューに載っていたことだ。ウルケルはプラハで散々飲んだビール。明治42年創業の店でウルケルが提供されているとは。ウルケルの旨さが本物と認められたようで、なんだか嬉しくなった。
半月ほど前にはランチョンの隣のスマトラカレー共栄堂へ行った。スマトラなのでインドではなくインドネシア風のカレーを出す店だ。こちらは大正13年創業。
苦い味という口コミ通りメイラード反応が過剰で、私には焦げ味にしか感じられなかった。でもこれだけ長く続いているということは、根強いファンがいるのだろう。
そして、今日いよいよ5店舗目の店に行った。神保町のすずらん通りにある天麩羅はちまき。
ご飯少な目にしてもらったが、てんぷらのボリュームがあるので満足した。これで900円はとても良心的だ。
スタンプはスマホで店にあるQRコードを読み取って取得する。5つスタンプがたまったので、神田錦町の千代田区商店街連合会まで行って、5種類あるオリジナルカードの中から東京駅を選んでもらってきた。
このスタンプラリーがなかったら、わざわざ行ってみようとは思わなかった店もある。きっかけ作りとして面白いと思った。
アプリの作成にはお金が掛かっているだろうが、スタンプや用紙を置く必要がないから店に負担がかからない。例え特典がしょぼくても、スタンプを集めたい欲がある人間は多いはずなので、いろいろな自治体でもっとやればいいと思う。