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福岡遠征計画 博多座公演に向けて
3月に2泊3日で福岡へ行くことにした。既に航空券とホテルの手配は済んでいる。目的は博多座で行われる公演を観るためだ。
昨年末の予感は的中して、宝塚歌劇団花組トップスターの永久輝せあに見事にハマった。今年に入ってからもう3回ほど観に行っている。今日はまだ1月11日だけれど。
観劇ペースが速すぎると思われるかもしれないが、期間限定だ。公演はあと1週間余りで楽日を迎える。この千秋楽を過ぎれば、次に花組が東京宝塚劇場で公演するのは半年以上先の8月だ。
しばらくは落ち着ける…はずだったのだが、花組は3月に福岡の博多座で外箱公演をするというではないか。チケットはまだ買えるようだ。
私は宝塚観劇歴は長いが、これまで兵庫の宝塚劇場に行ったことはない。もっぱら東京宝塚劇場でのみで観てきた。子どもたちを放って”追っかけ”をするようなことは、親としてよろしくないと思ってきたからだ。
しかし、下の子が社会人となり親業を卒業した私は、やりたいことをやるために仕事も辞めた。何を躊躇することがあろうか。あの時なぜ行かなかったのだ、行けたのに!と後から悔やまないために、チケットを購入することにした。
観劇をきっかけに、ついに念願のひとり旅もできる。俄然楽しみになった。初めて行く福岡。どんなところなのだろう。早速、図書館でガイドブックを借りて下調べだ。
九州で最も大きな都市である福岡。きっとたくさんの観光名所があるに違いない、と思っていたのだが、グルメ情報ばかりで名所らしい名所は太宰府天満宮ぐらいしかない。意外と見どころが少ない街だった。
門司港あたりまで足を伸ばすことも考えたが、それでいいのか私の心に問いかけてみたら、私には大正時代の建物を見るよりももっとやりたいことがあった。
それは花組公演の観劇。慌てて公演チケットをもう1枚買い足した。