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30年ぶりヨーロッパ旅行-その1-(ウィーン到着)
10月末に退職して、11月にウィーンとプラハを旅してきました。学生時代の先輩が一緒です。
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羽田発ターキッシュエアラインズ利用。イスタンブール経由でウィーンに入りました。空港からミッテ駅まではオーストリアの国鉄で移動です。
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ホテルです。この可愛らしい小路を挟んで両側共ホテル。午前に到着しましたが、チェックインさせてもらえました。部屋に入れたので、夜のオペラ鑑賞に備えて、こぎれいな服に着替えてから出掛けることができました。
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まずは腹ごしらえ。地下鉄をヘレンガッセまで乗って、カフェ・ツェントラルを訪れました。文化としてカフェが定着している街ですから、ウィーンではとにかくカフェにはできる限りたくさん入りたいと思っていました。
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こんな内装の店が日本にあったら有形文化財です。こちらでもこの店は文化財として保護されているようですけれど、普通に営業しているのが素晴らしい。うっとりです。ここでメランジェとトルテをいただいてから街歩きを始めました。
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街がすばらしく美しいです。建物という建物に彫刻が施されていて、その細工と重厚感に圧倒されます。ウィーンがきれいだとは聞いていましたが、ここまでとは思っていませんでした。
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シシィ・ミュージアムとホーフブルク(王宮)の見学。シシィとは、オーストリア帝国”最後”の皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世の妻のエリザベート皇后の愛称です。カフェ・ツェントラルにも大きな肖像画が飾られていましたが、この後どこへ行ってもエリザベートの肖像に出合うことになります。
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私はミュージカルの『エリザベート』を宝塚版も帝劇版も(映像も含めたら)それこそ数えきれないほど観ているので、エリザベートには愛着があります。ですが、まさか彼女がこんなにアイコン化しているとは想像していませんでした。
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王宮の次に向かったのはプルンクザール(国立図書館)です。教会と見紛うばかりのフレスコ画の天井絵や彫刻の素晴らしい建物でした。ハプスブルク家の絶大な権力と財力に、ここでも圧倒されました。華麗すぎます。
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ぽーっとしながら図書館を後にして、メインストリートへ出ました。この通り沿いの建物も軒並みきれいです。そして、華美な服装の人は多くないものの、歩いている人たちも皆さん品が良いというか、ソフィスティケートされているという印象。繁華街には一定数いるはずの下層の人を見かけません。
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すごく久しぶりのヨーロッパ旅行で緊張もしていたのですが、この頃には不安はすっかり吹き飛んで、キラキラした夢の国にただただときめきながら歩いていました。