贈る言葉は温かく
退職まで半月を切ったので、社外の人に私の退職をお知らせするメールを送りました。こういうやつです。
人材紹介のエージェントたちやシステム、ウェブ、通信系の業者さん、広告代理店、什器や文具の業者さんなどなど、意外とたくさんの人たちと関わっていたのだなと改めて思います。
退職のご挨拶が届くと、紋切型のメールを返してくれる人もいれば、ぐっとくるフレーズを書いてくれる人、はたまた私の退職までに会いに来てくれようとする人など、さまざまです。
私の在職中に何度も退職や異動のお知らせをもらったことがありましたが、私はきちんと手間を掛けてメールを返していたかと振り返れば、意外とあっさりした返事しか書いていなかったなと反省しました。
初めて退く側の人間になってみると、温かい言葉を送られるとすごく嬉しく感じることが分かりました。取引先の人が退職する際に返すフォーマットが用意してあるのかもしれませんけれど、それでもいいんです。
終わり良ければすべて良し。もう二度と関わることがない人でも、例え在職中にいろいろと不満があった人だとしても、最後に掛けてもらえる言葉によって、ずーっと後まで余韻となって印象が残ります。これからは別れ際の言葉掛けには、手間を惜しまないようにしようと思いました。