来年からの楽しみが増えた、かも

この演者が全員女性の劇団の観劇をするようになって、かれこれ14～15年になるでしょうか。特に推しがいるわけでもなく、あのキラキラとした舞台が楽しくて、月に1度ぐらいの頻度で観続けてきました。

最初の頃こそ各組の生徒たちの顔や名前を熱心に覚えていましたが、ここ10年は惰性で通っていたような感じだったので、ただただ作品を観て「あー面白かった」で終わっていました。

今回、体調を崩しながらも花組の公演を観に行きました。（インフルエンザは飛沫感染なので、マスクをして会話をしなければ大丈夫と信じて。）新しいトップスター永久輝せあの大劇場お披露目公演です。

なかなか良かったので、帰宅してから彼女が5年前に小さなホールで主演をした時の映像を観てみました。コメディタッチの作風は今回の公演と系統が似ています。下級生時代の舞台は未熟さが気になることもありますが、彼女の舞台は完成度が高いと思いました。

こうして昔のDVDを掘り返して観ている段階で既に、私は永久輝せあが結構気になっているということです。普段はここまでしませんから。久しぶりに応援したいジェンヌさんが現れた予感がします。

チケットを定価で取引する某掲示板で、発作的にチケットを1枚買い増しして、昨日も観劇してきました。同じ週に同じ演目を2回観劇するなんて本当に久しぶりです。舞台を観ながら口角が上がっている自分に気づきました。

どうせ観に行くなら、のめり込んだほうが絶対に楽しいので、どれだけ傾倒していくのか、ここからの私の気持ちの変化が楽しみです。