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手書きのマニュアル

引継ぎは順調です

7月29日に退職願を提出し、即日後任の求人を開始して、1ヶ月後に採用が決まり、9月9日に後任が入社して10日近く経ったところです。私が退職するのは10月末の予定なので、まだあと1ヶ月以上ありますが、順調に引継ぎができています。

日々くり返し同じ業務を繰り返すという類の仕事ではないので、実際、どれだけ吸収してくれているかは分かりませんが、後任のTさんは説明をしていても、頷きながらよく聞いてくれて、指示をしたことに反応する手の動きが早いので、多分、私の言っていることは通じています。

口で説明しただけでは、実際にその仕事が巡ってきた時に(私だったら)思い出せないと思うので、自分が辞める時に備えて1年以上前からマニュアルを作っていました。職場で作ったほうが現物が目の前にあって作りやすいのですが、敢えて家で手書きで書きためていました。

手で書く意味

PCの画面のコピーを貼り付けまくった、ページを潤沢に使うマニュアルが今の世の中のスタンダードなのかもしれません。でも私はどうもあれが好きではありません。ページばかり多くて、目的の情報に辿り着くまでに時間が掛かります。要点だけが欲しいと思うのです。

それなら要点だけをワードで打ち込んでまとめたものはどうかというと、線や強調や矢印や絵を入れるのに手間が掛かるという難点があります。きれいに活字でまとまったページは、見た目がスッキリしている分、印象に残りません。

手書きの文字にちょっとしたイラストや矢印を入れた方が、後から思い出す時に記憶に残っている気がします。もちろんPC画面のスクショを全く使わないという訳ではなく、記憶を呼び起こすフックになりそうな画像は貼り付けています。

システム、採用、労務…などと仕事の種類に分けてDリングファイルに綴じて、一番上にはインデックス(目次)を入れました。インデックスがあるかないかでは、探しやすさに大差が出ます。バレットジャーナルをはじめとするノート術の本をたくさん読んできたので、いろいろ拘りました。

後任のTさんが仕事を理解するのに少しでも役に立っているといいなと思います。

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