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「ポジティブ」と「ネガティブ」
社員からメンヘラ扱いされるくらい根暗(死語)であることは認める。心理学とかを学びたくなる人はだいたいそう(心理学の方、すみません)。
口癖は「もうダメだ(orもうあかん)」。景気予測は悲観的。たぶん東京オリンピック後の日本はかなりまずい。消費税増税とかしてる場合ではない。嗚呼。
会社の仮の行動規範には「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方がいい」(by鉄矢)を入れたが、そのために傷だらけになった。
しかし。
私は「ネガティブ」ではない。むしろ「ポジティブ」だと思っている。
言葉の定義次第なので、まあどうでもいい話ではあるが、「ポジティブ」は「楽観」「前向き」でなく、「ネガティブ」は「悲観」「後ろ向き」ではない。そうではなく、「ポジティブ」は「確信」「真実」であり、「ネガティブ」は「不信」「虚偽」だと捉えている。
もっと言えば、自分の生きる今の真実がどんなに不快なものであってもきちんと受け止めて(難しいし、腹が立つけれども)、そこからスタートをするということが「ポジティブ」であり、逆に真実を受け入れず、無知蒙昧な陰謀論的世界観を持ちながら、疑心暗鬼状態で彷徨することが「ネガティブ」である。
そういう意味で、私は「ポジティブ」でありたいと思っているし、「ネガティブ」な人からはなるべく離れていたいと思っている。
やや良い傾向だと思うのは、ファクトフルネスとか、言ってはいけないとか、不都合な真実的なものが売れていること。
ただの怖いもの見たさなら残念だが、日本人が信じたくない真実から目を背けなくなっているのなら、未来はまだまだ明るい。
未来は虚偽からではなく真実から生まれるものだから。