一緒に過ごした時間よりも長いこれからの時間
ずっと一緒だと思っていた
一緒に歳を重ねていくと思っていた
歳を重ねても手を繋いで歩けると思っていた
手の厚み手汗に湿った温かい手が大好きだった
ハグしても届かないトトロッ腹が大好きだった
カメラを向けると作り笑するところが好きだった
(笑顔が苦手なだけ
言わないとわからないからと毎日好きと言ってくれるところが大好きだった
わたしを大好きなところが大好きだった
あなたのいない毎日がこんなにも色あせた日々になるとは知らなかった
あなたが残してくれた温かい気持ちがこんなにも有り