HUセルフハンドレビュー
ポットが膨らんだ特徴的だったボードをいくつかピックアップして振り返っています。
スタック200bbでの3bet pot、65sは標準的な3bet。
フロップは相手にとってもかなりHitしており、さらにスタックがDeepなためポットCB or Checkの戦略を採用。
そのうえで何も引っかかってない65sはフロップでチェックフォールドで十分としてチェック。
チェックチェックで回り、ターン6が当たり標準的なチェックをし、IP側から50%未満のBet
相手は98sでやや安いBetを選択。打たない選択肢も十分あるところだが、フロップターンをチェックチェックで回す局面にOOP側のバランスがトラッシュ・セカンドペア以下に傾倒することを見越し、ここでそれなりな頻度でレイズを打ち返せないならば安くショウダウンにいけるというところですね。
こちらも標準的なチェックコール
リバーも標準的なチェックチェック。
54oでオープンし862rのボードでポットオーバーCBを選択
6maxの感覚で言うとBTNvsBBのこのボードは安いBetよりもかなりポットオーバーCBに寄るボードだが、HUにおいてはお互いLowのカードが6maxに比べ増えるのでもう少し複雑なベットサイズの構成になります。
基本的に相手は自分が格上と思っており(実際そうだけど)、なるべく分散を減らしたプレイを心掛けるはずなので、こちらはどちらでもいいならば分散の取れるラインを選択しようという心持でポットオーバーCBを選択。
ターンAに対して、ドロー継続のため標準的な80%potのダブルバレル
リバーでフラッシュ完成ボード。
ハンド的にもボード的にもブラフを選ばないはあり得ず、サイズの問題で、オールインor80%で迷いました。
初期スタックが140bb程度ということでリバーダブルポットオーバーのオールインをちょっと日和りました。
結果的には相手は普通にフラッシュだったので助かりましたが、正直勝負に徹するならばオールインがより良い選択だったと思います。
一応考えとしてはセット・上の2ペアは十分バリューになるが、そこをダブルポットオールインに回すことに若干抵抗があり80%程度のサイズがバリューとしても選択されることが多いだろうということで、色を抑えているところであればオールイン、それ以外は80%程度にサイズを抑えて打つという選択ですね。
結果論だけ見れば、相手もここでローのフラッシュをレイズオールインに回さない選択をしたわけで、間違ったレンジ選択ではなかったと思うのですが、
本音を言えばオールインボタンがあまりにも重かったです。ここで決死のオールインで散れなかったことは今でも後悔しています。
K2sで3bet。HUのレンジを知らない人からすればあり得ない選択のようですが、標準的な3betレンジです。
そもそも当初から3betレンジを広げてポットを膨らましていく戦略を色んな局面で採用する予定だったので、頻度的3betのレンジはかなり3betに傾倒させる予定でした。
6maxになれた人だと鉄レンジCBの局面に見えますが、HUでは実はそうでもなく、相手も十分ハイカード多いですしこちらも下のスーコネ系が多いので、ブロードウェイ2種のボードはポラライズされたベットの構成が選ばれがちです。
ソルバーで振り返ると、僕の実践中の想定よりも安いBetが広く採用されていたという感じで、実践中はかなりポットオーバーorチェックに偏ったCBレンジ構成を浮かべていました。
いずれにせよTPWKは標準的なチェックバックと思います。
ターンは標準的なチェックコール体制。
FDはかなりここで打ってしまうので、ワンヒットFDをチェックに残しターンチェックコール・リバーチェックコールのレンジにフラッシュ完成時の受けを残しています。
そしてリバーでフラッシュ完成
ここで打つかどうかというところですが、チェックレイズオールインの体制でチェックしています。
安く打つ・強く打つ、チェックレイズどれでもいいと思いますが、その中では安いベットはシンプルにやや勿体ないかなという印象です。
ここでの考え方は単純でTP抑えていて強いベット打った際の相手のキャッチレンジを抑えており、一方で相手のブラフレンジはどこもブロックしていないので、チェックレイズレンジを作る上では丁度いいだろうというところですね。
ブラフはAQ/AJoのフラッシュブロッカーで作るか、下のペアのオフスートスペードブロッカー(JTo等)で作るか悩ましいところですが、いずれにせよやりたいレンジはあるので。
最後は、しょうがないですね。
殴り書きのようで恐縮ですが、一夜明けてのセルフレビューになります。
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