子供を預ける罪悪感。
10月に入り、かなり忙しくなった。
紅葉が綺麗なので癒されるが・・・体調も重なり、一週間山にも行けてない。
しかしやることがめちゃくちゃあるので、2歳の息子を、保育園に預ける時間を、増やすことにした。
先週、毎日の保育園になんとか行った息子。彼なりに、頑張ったなあ・・・。珍しく便秘にもなり、ストレスだったかもしれない。家でゆっくりしたかったのだろう。
週末を挟み、週明けから、「行かない!」と・・・・。
鼻水と咳も出ていたので、昨日は休ませたが、今日になってなんとかごまかしつつ車に乗せ、保育園に着くまではおとなしかった。
しかし、保育園に着くと、今までに無いような、ひどい泣き方で、「行かない!帰る!」と・・・。
先生たちも、びっくりしていた。
家でもそんな風に泣くことはほとんどない。
それでも、なんとか先生に抱っこされて、落ち着いている間に、そっと保育園をでた。
恨めしそうな顔でこっちを見ている息子にかなり、後ろ髪を引かれる。
買い物をしていても、何していても、心がとっても重い。
まさに罪悪感。
試しに、ネットで「子供を預ける」まで入力すると、googleの候補に、続いて「罪悪感」と、出てくる。
なるほど、世の中のお母さんたちのあるあるか・・・。
そうしていくらか記事を読んだ。
どの記事も、罪悪感を抱かなくてもいい、そんな記事だったが、それは、「働くお母さん」だから。
私は今は仕事していないし、家にいるのに、預けることで余計に罪悪感が増す。
(ただ、もし自分が仕事していても、結局、それを理由に納得しようとしたとしても、何か仕事に逃げてる気もしてしまうかもしれない。本質的には、この罪悪感と仕事とは関係ないのだから。)
昨日はかなり体調悪くて寝たかったが、子供がいると、休もうにも休めない。それが本当に、ツラかった。
それでも、昨日はさすがに体調悪すぎて立ち上がれない私が、「お母さんちょっと風邪ひいて力が出ないから、寝てもいい?」というと息子は、「いいよ」と言ってくれて、寝ている側で動画を見たりおもちゃで遊んだりしてくれた。雨が降っていたのも幸いだった。
なんども力を振り絞って立ち上がってはご飯を作ったり、飲み物を出したり、おもちゃを探したり・・・ぶっ倒れそうだった。いや、最後は本当にベッドに倒れ込んだけど・・・やっぱり、病人でも子育ては容赦ないわ。
今日は私の体調もかなり戻ったものの、やっぱり少し休む時間が欲しいしやることも山積み・・・なのでどうにか保育園に行ってくれてよかった反面、罪悪感。これじゃあ治るものも治らないなあ・・・・。
そんな中、ある記事に紹介されていたのが、以下の本である。
息子も大好きな、ぐりとぐらの生みの親、中川李枝子さんの著書。
記事で紹介されていた、この言葉に、とても勇気付けられた。
「母と子はとにかく一緒にいればいい、というものではありません。
お仕事を持って働いているお母さんが時間を大切に有効に使っていることや、離れていてもいつも子どものことを思っていることは子どもも分かっています。
たとえ、一日のうちで一緒にいない時間のほうが長かったとしても、母と子の信頼関係はゆるぎません。
歩けるようになった子どもは、うちに閉じこもってなんかいられません。仲間同士で遊ばせることが大事です。」
最後のフレーズに関しては、仕事をしているというエクスキューズも、必要ないんだと。
興味を持ったので読んでみよう。