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夏。ソーイング。ふんどしパンツとゆるゆるブラジャー試作。ヒモトレ。

忙しい日々を送っている間に、気づけば7月になっていた。

ここから、短い本格的な?夏が始まり、すぐに終わる。かつて夏がキライだったが、だからこそ、札幌の夏を楽しもう、そんな気になる。

北海道の冷涼な夏は、ドイツや北フランスの夏を思い起こさせる。

北フランスの雨ばかり降る海辺の街でカモメの声ばかり聞いていた夏。

ある時「借りぐらしのアリエッティ」のコマーシャルをネットで見てその瞬間聞こえてきた、ミンミンゼミの声が突如、故国の夏を、あの大嫌いな夏を、

思い出させて泣きそうになった。

夏・・・。ここ札幌は日本だし、もはや自宅もあるのに、ホームシック・・・とまではいかないまでもそんな気持ちが心の奥にうっすらと浮かぶことがある。あの耐え難い梅雨と厳しい夏を思い出して。

さてさて。

ふんどし始めました。から、ふんどしパンツと、それに見合う下着トップス(ブラがわり)を試作している。

おそらく当分は、ゴムやストレッチなどの伸びてフィットする下着類はよほどの用途がない限り、着ないだろう。

ところで、ワイヤーなどの入っているブラジャーは十数年前におさらばしたので今更だが、20代前半、建築の仕事で月100時間以上も残業していた頃、真夜中、家に帰ってシャワーを浴びるのに服を脱ぐと、ワイヤーで締め付けられた部分がうっ血して紫色になっていた。ひどい疲れとむくみ。生理周期もバラバラ。冷え性。しかし、ほぼ気にもしていない。

そんな風に働いていたが若かったので、体力もあって元気だったから。

その後、20代後半、寒い冬のパリで暮らした時は、カッコつけてタイツなども履かず、薄いスカートに、ヒールのブーツに、薄手ニットで、膀胱炎になった。(でもコートは着ていたよ!)


ミドルエイジになったいま、人から見られる、人から押し付けられる価値観によって出来上がる自分よりも、自分自身の健康や心地よさが大切になった。

もう、ワイヤー入りのブラもしないし、パンツやパジャマのゴムにもサヨナラできたし、締め付けるタイトなスカートや、スキニーパンツは履かないし、そもそもヒールの靴とかもはやとうの昔に全て捨てて持っていないし。ストッキングも。

まだまだ、「ゴム問題」は、あれど、

随分と、全てがゆるゆるになってきたもんだ。

そして、たくさん睡眠を取ることを心がけて、生理は恐ろしくピッタリくるようになった。

最近作っている、ユルブラ。まだまだ改良の余地あり。

素材は、手ぬぐいとサラシがやはり優秀である。


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ブラの着心地としては、一番最初に作った、この「メガネブラ」が最強なのだが、旦那くんに、見た目がちょっと・・・・・

と、流石に言われ。笑 まあ、確かに酷い見た目。

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しかし、これ本当に楽チン。

正直、「ノーブラ」が憧れ。先日、久々に見た、「ターミネーター2」で、サラ・コナーが黒いタンクトップをノーブラで着ていてカッコよかった。

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でも日本だと厳しい。多分アメリカとか、ヨーロッパならノーブラだったかな。多少乳首が透けようが、派手な服着ようが、腕が太くてタンクトップ着ようが、おばあちゃんがビキニで海辺にいようが、全く気にしないのがヨーロッパ。

日本だと・・・・・はあ・・・。ただの体の部位なのに、透けただけでねえ。

なので、ようは、乳首が透けなければ良いわけよね。ということで、上記のようなものを作って見た。

そして、数年前に随分話題になったという「ヒモトレ」のことを知り、これを丸ヒモにしたらいいのではと考え中。暑い夏、家ではこのくらいでいいかな。


その後、試作して、セットアップっぽく先ほどの青い上下を作った。ちょっと水着のような楽しいものになった。

このブラに付けたDカン部分に丸ヒモを通してヒモトレのたすき掛けにすることができるようになっているので、丸ヒモでなくてもお好みのヒモがつけられる。

ブラパッドも、お好きなものを入れられるように、ポケットになっている。

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まだ改良の余地ありだけど、これならば、見た目もそんなにひどくないかな。

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