そういえば、あの本どこ行ったっけ。
先日、アーティストの竹内さんとたくさん雑談させてもらえる機会の後から、色々と心の中の何かが動き出した感じがする。(内容は全然関係ないので、すみません)
学生にデザインを教える、なんか偉そうなことではなくて、一緒にやっていく、そんな感じで、やっていきたいけど、感覚が、思い出せないなあ・・・
そう、なんか「感覚」。だから準備してもピンとこないなあ・・
と、思っていたところ、アーティストらしい率直さ、自然な振る舞いが刺激になった。そうそう、この感じ。
なんか、スタンスというか、感覚なのだ。
授業でも、自分が楽しいと思えることをやろう。
と、思うのだけど、今すぐに思いつかず・・・ただ、過去の自分が好きだった言葉や、本の一節などを、徐々に思い出して来た。
そうすると、あれ、あの本どこ行ったっけ?
大急ぎで前の研究室を片付けて、大量の本を処分した中に、あの本は廃棄したのか・・・、それにしても本が足りない。
で、色々と本を買い戻したり、新たに買ったり。マックも買ったり再就職するのにお金かかるなあ・・・。
まあ好きなことなのでいいや。
ところでとても皮肉なことに、授業展開を考えているうちに思い出すのが、前職で本当に嫌いだった教授のことだ。
散々いじめれて、悔しくて辛い思いをさせられた、と感じて数年かかってようやく忘れかけていたところに、なぜか今、ふと参考にしていたりすることに気がついた。
あんなに嫌だった人を、参考にしているのか・・・・。
考えすぎると批判的・ネガティブになってくるので深く掘り下げないほうがいいのだけど、彼が学生に対して行っていた感じは、一部とても参考になるのは確かだ。
だけれども、それはあの人のやり方であって、私のやり方ではない。
まあ、そんなことをブツブツ頭の中で考えつつ、ちょっと落ち着かない三月を送っている。
去年の3月とは全然違う感じだ。