ところで、クジラっておいしいですか?

「だって、犬は賢いでしょ!」――海外の犬食文化に明らかな嫌悪感を示し、大騒ぎする女性に、鴻上尚史が「だったら、バカは殺してもいいということですか?」と言って黙らせた、という記事をネットで読みました。

これはワタシも思っておりやした。

ちなみに牛豚は食べられるために生まれて来たと強弁してるのは、キリスト教デス。

日本もさ、「海幸という神様が人間の食べ物としてクジラを持って帰ったと古事記に書いてある」とか言って、宗教論争にしちゃえばよかったのにね。

で、突然思い出したんですが、大昔、私がたぶん小学校に入りたての頃かなあ? おばあちゃんと一緒に寝てたのですが、布団の中で、おばあちゃんがテレビを見てて、それがたぶん動物ドキュメントだったんですが、海の上をイルカがピョンピョン跳ねていました。
で、おばあちゃんのいわく、「あれはあんまりおいしくない」。私はその言葉に思わず固まってしまいました。
おばあちゃんは、九州の北の対馬の隣の壱岐の島の人だったんですね。だから、ふつーにイルカは食べ物だったんですなあ。
今、「クジラは日本の食文化だ」とか言ってる人は、ホントはウソで、戦後の食糧難で、牛肉の代用品として給食に鯨肉が出てたのを食べただけです。
それを言っていいのは、和歌山の人と、うちのおばあちゃんだけなのでした。


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